私は占い師ではないですし、算命学は万象学であって占いではありません。
と、言っていても、お金のこととか恋愛のこととか、相談されるようになりました。
そこで簡単な「お金の窓口」のお話をご案内します。
お金につながる星の代表的なものは、人体星図の東側の星です。
適職占技においても、人体星図の東側の星は収入につながる仕事、南側の星は精神的満足につながる仕事と言われます。
ちなみに、私は東が車騎星、南が龍高星。よって、収入に大きく繋がったのは営業の仕事でそれはそれで好きですが、精神的に満足度が高いのは、算命学を含む学びの延長にある仕事です。
さて、
お金がたくさん入ってくる時期というのは、この東側の星が稼働しているときです。
人体星図の東側の星が稼働するというのは、陰占の命式の蔵干(二十八元、星図の東の星になるもの)を、その年にまわる干支の干が生じている場合をいいます。
例えば、以下のような命式がある場合、
(最下段の3つが蔵干)
東側の星は、龍高星になりますが、これは、日干乙と蔵干癸から生まれます。
この蔵干癸を生じるのは庚なので、庚午、庚辰、庚寅、庚子、庚戊、庚申のいずれかの年であれば、
龍高星的な仕事で収入増加の時期と見ます。
乙丁丙
卯酉子
乙辛癸
例えば、庚午の年などを位相法でみると、東側は対冲(子と午)になり、現実の現象としては、仕事面停滞とみるのですが、お金は入ってくる時期です。
現実の現象、出来事は位相法でみるのですが、位相法はあくまで「現象」であって、それによってどう感じるかは別ということを先日書きましたが、
お金はエネルギー
なので、干の関係、陽占の星図で見ます。
算命学宗家曰く、
「自分の行動、自分の働きは、精神がのらないとお金にならないのです。」
算命学は本当に面白いです。
この面白さが伝わるといいな、と思うとともに、学ぶ人が増えることを期待しています。