ちょっと前に、三大奇星のことを書きました。
とても魅力的ながらけっこうクセのある3つの星のこと。
平和期より動乱期に活きるとされる、
車騎星、龍高星、調舒星です。
これらについて、
「平和期にはトラブルメーカーにもなるとされています」
と、書きましたが、大きな誤解を与えかねないことに気づいたので補足します。
三大奇星がトラブルメーカーになりうるというのは、実際、そのとおりではあるのですが、
これらの星がトラブルメーカーになり得るのは、けっこう小さな世界においてです。
そもそもですが、
「トラブルメーカー」という言葉が使われるのって小さな世界の中であって、
大きな世界では使われることはほとんどありません。
大きな世界では、
トラブルメーカー=ヒーロー
ということって多いです。
つまり、
家庭とかクラスとか学校とか、
会社とか町内会とか仲良しグループ、
みたいな小さな世界では三大奇星はトラブルメーカーになるかもしれませんが、
一歩その外に出て、
より広い世界に立てば、
途端にキラキラし始める星でもあります。
このことを考えるに、
小さな世界には「平和期」があるかもしれないけれど、
より大きな世界は、平和な時代であっても「動乱期」のようなもの、ということもいえそうです。
実際、クラスの外に出れば「クラス対抗」という概念が生まれ、会社の外に出れば「愛社精神」は盾となります。
仲良しグループから出れば、まるで人の海原。
車騎星や龍高星、調舒星がいかにも光りそうな環境がそこにはあります。
三大奇星は、狭い世界ではよほどの理解者に恵まれなければ生きにくいものです。
より広い世界であれば、分母が大きくなる分、理解者にも恵まれやすいという面もまたあります。
ということで、
三大奇星をお持ちの方は、「より広い世界」のほうが「合う」人です。
ぜひ、そのことを念頭においておかれるとよいと思います。