調舒星、車騎星、龍高星。
とても個性的なこの3つの星を算命学では三大奇星といいます。
奇人変人の星か、
奇跡的なミラクルの星か、
奇妙奇天烈な星か。
たぶん全部の意味を持っています。
平和な時期より動乱の時代に活きるとされ、動乱の時代には奇跡的なミラクルの起こし手になりますが、
平和な時代にあっては下手をすると奇人変人、場合によってはトラブルメーカーになる危険もはらんでいます。
(…と、本やネットには書いてあります)
こういう人たちが、平和な時代を幸せに生きていくにはどうすればいいか?
というのは、私が算命学を学ぶ理由の1つでもあります。
なぜなら私はこの3つの三大奇星を全部持っているからです。
結論からいえば、
これらの星を複数持っている人がやるべきことは、精神性を高めることです。
調舒星であれば芸術なり表現なりを極め、
龍高星であれば学びなり体験なりを極め、
車騎星であれば何事であれ徹底的にやることを極める。
そうして精神性を高めることで陽転させていけば、平和な時代を穏やかにキラキラと生きることができます。
その極めるプロセスは多くの場合、周囲の人に理解されにくいわけですが、
それも気にならないくらいの集中力をもって極める先にキラキラしたものが待っている、そんな星です。
どんな星でも、良い意味と悪い意味があり、陽転陰転があります。
精神性を高めることは螺旋を登ることに繋がるのですが、これらの三大奇星は何よりもまず螺旋を登ることを最優先にすることでラクになる星でもあります。
精神性を高めるとは、
物事の本質に近づくこと、と言い換えることもできます。
例えば般若心経を読んでその意味を理解するとか、
キバリオンを読んでその意味に納得するとかは分かりやすい本質を知ることの一側面ですが、
生活の中で起こる出来事を見て、良い面と悪い面の両方を理解する中庸の姿勢ということもできます。
それらの三大奇星に限らず、宿命中殺や異常干支などを含め、「これはしんどい」と思うようなことが書いてある星なり中殺なりというのは、その裏にはキラキラの恵みが隠されています。
その恵みに近づく最短距離が、精神性を高めること、ということもできます。