陽占の人体星図では星が全部で8コでてきます。
厳密には9コなのですが、9コ目はご先祖様からの申し送りの星といわれるもので、下の図の「☆」の位置にありますが、通常は使いません。
で、この8コのうち、
①③④⑤⑦のタテヨコ十字のラインの星を十大主星といい、その人に備わっている本能がどのように世界に発現してくるかを示します。
②⑥⑧の3つの角の星を十二大従星といい、世界に対してどんなアプローチをするのか、その力量を示します。
☆ ① ②
③ ④ ⑤
⑥ ⑦ ⑧
また、それぞれ稼働しやすい年代と年代ごとの力量を示しており、
①②⑤は若年期(20代前半くらい、と言われますが感覚としては30代くらいまでな感じ)、
④⑦⑧は壮年期(30代くらいから定年前くらいまで)、
③と⑥は老年期(定年後くらいから)に稼働しやすいといわれます。
ちなみに、動物占いは老年期の力量(⑥の星)をベースに考案されており(天将星ならトラ🐯とか)、これは日柱から出てくる星なので、老年期の星がその人の本質の主要な部分を示すともいえます。
なお、宿命中殺における、
生年中殺は、若年期の3つの星が中殺され、
生月中殺は、壮年期の3つの星が中殺され、
生日中殺は、老年期の2つの星が中殺されます。
これについては、意味がいろいろあるので、また改めて書きます。
算命学では1つのことにいろんな意味があり、文字での説明はなかなか難しいなと思います。。