算命学はもともと万世一系の家系を築くことを目的としています。
帝王学といわれるのもその所以で、その意味では、算命学で「凶」とされていることも、「庶民」であれば大して気にしなくていいようなものもよくあります。
万世一系を目的をしている算命学においては、その宿命で最も見るべきものは天中殺(欠け)といわれます。
以後、割とセンシティブなので興味のない人はご覧にならない方が良いかもしれません。
‥‥‥ここから要注意!
さて、その天中殺。
全ての人は必ず何か「欠け」を持って生まれてきます。
天中殺、というと12年に1度、2年間ずつめぐる「停滞する時期」という認識が一般的ですが、
この天中殺には6種類あり、それぞれ2年間ずつ、12年間で一巡します。
すべてのひとがこの6種類の天中殺のどれかに該当するのですが、これは、人生における重要な要素の「欠け」を示します。
言いかえれば、人間は完璧ではなく、すべてのひとに、どこかに「欠け」があり、それを原動力として成長する、これはその道しるべであるという言い方も出来ます。
この「欠け」の種類は以下の6つ。
①父親や目上、上司
②母親や兄弟、友人
③精神、心、無形物
④子供や目下、後輩
⑤配偶者、家庭、補佐役
⑥現実、目に見えるもの
この欠けによって人生の展開の道筋が形作られます。
とてもセンシティブな内容でもあり、基本的に「欠け」の理解とその活かし方についての深いところは対面でしかお話しないことにしていますが、これがそれぞれの運命における原型でもあり、算命学における最も重要な点でもあります。