来年は亥年です。
このところ私は「引きこもり学習期間」ですが、
亥年というのは十二支の最後、
種が芽吹いて茂り、実をつけ熟して落ちて、枯れて種に戻る、その種の年です。
亥は木をつけると「核」になります。
とても大きなエネルギーの種が育まれる年。
六十干支でいえば、己亥の年。
己は人の住む優しく柔らかく楽しい土地。
なので、そんな土地に埋もれた種をイメージ。
たくさんの人が集まるなか、
目に見えないところで大きなエネルギーが凝縮されていく年ともいえます。
その意味では、
世の中全体的に「学びの時期」どあるとまいえます。
そもそも亥は水性、知恵の支ですし。
亥年の人や、さらにいえば己亥を命式に持つ人は、とても気分良く過ごせる時期です。
なぜなら、世の中が亥年の空気になり、さらにいえば己亥の気が充満するので、
いつもより、世の中が自分を応援しているように感じられたり、仲間が増えたように感じる時期です。
「己」には規律を正す、という意味もあるので、世の中の規律を正す種を蒔く時期、という読み方もできます。
前回の己亥の年は1959年。
テレビ局の開局が大々的に進んだ時期、たくさんの人に向けて思想教育の種が蒔かれました。
美智子皇后が皇室に入られたのもこの年。
天皇の国民に対する在り方の範を作ってこられた今上天皇ですが、その種が蒔かれた年です。