質問を頂いたことについて、同じことを疑問に思っておられるかも、と思いましたので、こちらでもご案内します。
星回りを見るときに、
「通星」の時期、「断星」の時期、というのがあります。
通星は、自分の星図にある星がまわる時期で、その星の意味が強く出ます。
また、馴染みがあるので過ごしやすい時期でもあります。
その星の意味を、いっぱいに享受し、本質的に身につけることのできる充実した時期という言い方もできます。
断星は、自分の星図にない星がまわります。
自分の命式にないその星のスキルを新たに獲得するチャンスですが、馴染みがないので少しピリッと緊張感があります。
未経験の領域なので、大運などでめぐるときに10年がっつり時間をかけて学びたいところ。
年運で断星がまわるときは、よほど意識しないと「なんか変だな?」「ちょっとちがう?」と思っているうちに一年終わってしまいます。
とはいえ一年でも、一ヶ月でも、その星の意味を身に付けたい場合は、計画的にその星を陽転させる行動をとれば身につきます。
ちなみに、この「自分が持っている星」は、人体星図に出てこない隠れた星も含んでいます。
もともと人体星図の星は、
陰占の命式から、日干とほかの干支との組み合わせで出てくるのですが、
星図に出てくるのは陰占の上9マスに出てくる干支(厳密には天干と蔵干)です。
下2マスにある蔵干から出てくる星は表には出てこない隠れた星です。
通星、断星についてはこれらの星も「自分の持っている星」に含まれます。
【追記】
通星のときと断星のときの過ごし方について追記します。
通星のときは、人任せにせず自分で動くのが良い時期、
断星のときは、控えめにして人に花を持たせると良い時期です。「新たなこと」や「新たなスキル」にチャレンジするときに我をはると嫌われたりしますがそんな感じです。
人に任せ人に頼り、そして人に花を持たせるのが良好な結果につながります。