人はそれぞれ役割を持っています。
「成長する」というのは、
子供の頃の自分と別の何かになることではなく、
より完成する、あるいはより洗練される、というほうが正しいです。
人間の本質は変わりません。
その変わらない本質を、いかに世に役立てていくか、ということが大人になるということでもあります。
人は同じ「機能」を幼少期から世界に発信し続けます。
それがその人が持つ唯一の「機能」なので、それを延々と発信し続けます。
普通の人は、「機能」が世に合うときには幸せを感じ、世に合わないときは不幸を感じます。
悪い人は、「機能」が世に合うときに「もっと評価されるべきだ」と文句を言い、世に合わないときにも「世の中が間違っている」と文句を言います。
よい人は、「機能」が世に合うときに奢らず、「機能」が世に合わないときはうちにこもって勉強します。いわゆる中庸を行く人です。
人間には、本来同じことしか起こりません。
これ、前にもあったな、ということの連続、それが人生です。
成功とは、繰り返し起こる出来事において、同じ失敗をしないことです。
俯瞰するととてもよく分かります。