金烏玉兎庵

孤独的な星

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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庶民性の星があると、「みんなと仲良く」ができますが、
それがないと「みんなと仲良く」を志向しないので、一人の世界に閉じこもり、
学びとか芸術とか創造とか実現とか名誉とか…を追求します。
結果として、それは「孤独」であり、その「孤独」こそが、学びや芸術、創造、実現、名誉の質を高めます。

なので、調舒星、牽牛星、車騎星、龍高星、玉堂星がある場合、
「みんなと仲良く」ではなく「孤高の世界」を形成しなければ、星が光らなかったりします。

「みんなと仲良く」している限り、
伸びない星、というのが、孤独的な星、なわけですが、
それがいわゆる「孤独な生活」を意味するかといえばそうではなく、
「みんなと仲良く」を志向せずにいることで、本質的な得難い人に出会えることにつながったりもします。

なので「孤独」であることは、プロセスであり手段であって、結果ではない、という点を覚えておくことは大事だと思います。

「みんなと仲良く」する役割の人もいれば、
「孤高に自分の道を掘り下げる」役割の人もいる。

ちなみに、
孤独的な星を多く持つ場合、若いうちに「一人遊び」をたくさんさせておくと良いし、
庶民性の星を多く持つ場合は、チームで何かをするスポーツなど、「団体での遊び」をたくさん経験しておくと良いといわれます。
大人になって「みんなで成し遂げる」何かにおいて大切な役割を果たす人物に成長します。

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