『自分本来の希望や願いというより、「満たされなかったことの反動」として現れる願望を『有願』と呼ぶ。
これは他力的に作られた願望であって、自分本来の願望ではない。
人間の、自己の本質が何であるのかを知ることは非常に難しく、もし知り得たとしても30年、40年というような長い年月を必要とする。
欲求不満が大きければ大きいほど、
不満解消への努力は大きく、
人よりも早く財を成し豊かな生活を送れるようになりますが、
それは自己の本質外の世界を構成しているわけであって、真の成功とは言えず、真の満足もない。』
(原典算命学体系第2巻より)
5旬目までにきちんと自己の本質を見つける、ということの意味が、この文章にあるように思います。
欲求不満とか劣等感を解消するまでは、スタート地点にすら立てないということであって、それらを解消してはじめてスタート切ることができる。
そのデッドラインが5旬目ということなのかも。
その意味では、世の中の
「安定的な仕事を!」とか、
「老後の資金を!」みたいなのは、
けっこうとんでもないトラップなのかもしれないな、と思います。