お金を稼ぐために何かを始めるときの日付選びや、
資産を構築するために何かをやるときのパートナー選びで着目するのは日支自分の日支です。
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●のところの十二支です。
自分の日支と半会、大半会するような日付やパートナーを選ぶと、西方が大きく膨らむのでお金が入ってくるようになります。
西方なので、お金だけでなく、モノや評価など、いわゆる「結果」に類するものが膨らんでいきます。
たとえば夫婦などでも、西方が大半会の関係であったりすると、実力以上の評価評判や有形の資産につながるといわれますし、
資産運用の仕事をしている方が、お客さまと大半会の関係にあれば、そのお客さまの資産構築に大きく寄与できるだろうと思います。
社会人になって何十年も経った40代、50代の人であれば、
「何をするか」ということより、「誰とするか、いつするか」の方が大事だということについて異論はないだろうと思いますが、
誰といつやったときに上手くいったかということを丁寧に振り返れば、
多少嫌いな相手でも上手くいく相手とか、
多少苦手な相手でもなぜか失敗がないとか、
そういうことに明確な傾向があることがくっきりはっきり分かります。
もしちょっと振り返ってそういう傾向をつかむのとができたら、算命学に興味がなくても、そういう「うまくいく縁」の人をリストアップして、大事にしておくと良いだろうも思います。
算命学を学んでおられる方は、もう少し進んで、
・お金やモノ、評価を増やしてくれる「西方半会リスト」
・自分の夢を鼓舞し、充実感をもたらしてくれる「中央半会リスト」
・社会での活躍の場所を広げてくれる「東方半会リスト」
を、作ってみることをオススメします。
そのリストを作ってリスト上の人との接点を増やし、関係や動向を観察し、それがどのように機能するかを丁寧に眺めてみると面白いです。
リストの人たちとの接点を増やすことは、多くの場合、得になることこそあれ損になることはあまりありませんし(たとえキライな人だったとしても)、
丁寧に観察していると、
西方が何を意味するのか?
中央がどのように現れるのか?
東方が何をもたらすのか?
ということを、体感として理解できるようになります。
体感として理解できるようになると、活用の幅が広がりますし、半会の意味も腹落ちします。
すると、算命学における様々な占技や全体観のある見方にも応用できるようになります。
ちなみに、
半会に限らず、位相法の相性というのは、第一印象と異なることが少なからずあり、すぐにそれと分かるものばかりではありません。
例えば出会ってすぐ「この人とは相性がいい」というふうには分からないことも多いだろうと思います。
が、ある程度時間が経過し、仕事などで共同作業をしたり、その人を含む複数で何かをしたりすることが重なるうちに、
「あぁ、この人とは相性がいいなぁ」
と、感じるようになります。
なので、位相法で相性を眺めるときは長い目でみるのが良いです。
(すぐに相性がいいというか「合うなぁ」と感じるのは、個人的には干合のある人、特に日干・月干の干が干合する相手です。)
なお、比和の相手の場合、最初はすごく気が合い、二人でいると気楽で過ごしやすいのですが、時間が経ち、同じ仕事をしたり第三者を含めて会ったりしていると、張り合う気持ちが強まっていきます。
そして、その関係がある程度同じくらいの力量、地位身分、経済レベルの相手であれば「良きライバル」になれるのですが、そうではない場合、その関係は破壊的な終焉を迎えることもあります。
これは、律音の場合において顕著ですが、比和でもそういう傾向があるように思います。
算命学において「相性がいい」というのは、決して気楽で平和なものとは限りません。
楽しかったり仲良くできる関係とも限りません。
個人の嗜好や思いの枠を超えた仕組みなので、そういう個人的な好みや利害を手放してしまうことができれば、すんなりと相性を活用できるようになります。