※閲覧注意、ネガティブです。
年末に「庚子年の展望」について書きました。
そこにおいて、経済の混乱、中東派兵などちらりと触れたばかりですが、早速に現象化しているようなので少し改めて書いておきます。
今回、トランプ米大統領がイラン革命防衛隊司令官の殺害に踏み切ったのは、イランが「超えてはならない一線(レッドライン)」を超えたと判断したからだといわれています。
具体的には、米国人が死傷した攻撃にイランが関与したことがその理由。
そして3000人規模の増派が検討されているとか。
こうした理由についての報道の真偽はともかくとして、本来、保守党の大統領が選挙を控えれば戦争の一つや二つ、起こって不思議はありません。
(彼らの支持母体の一つに軍需産業がありますからね)
よって通常であればこうした事態を「突然なんの前触れもなく起こった」「気が狂った政治家が起こした」とみるのは誤りで、「起こるべくして起こった」「計算された意図を持った政治家が起こした」ことととらえるのが適切だろうと思います。
しかしそれがこの時期であれば少し話は別です。
なぜなら今年、トランプ大統領が天中殺期間に入るから。
こうしたセンセーショナルな形でコトが起こったのはやはりどこか暴発したような印象もあり、
トランプ大統領が今年天中殺期間に入ることと無関係ではないように思います。
天中殺期間は気が狂うといいます。
アンチトランプの人たちは、
「いや、トランプは元から気が狂ってるから」
と言いそうですが、彼の気が狂ってるかのように報道されるあれこれは、一つ一つが計算されていて、「民間出身の政治を知らない大統領」という建前のもとで普通の政治家には言えないことを言い、できないことをやってきたに過ぎません。
事実、保守党からの支持は盤石で、再選支持率も「厳しい」という報道とは裏腹にその再選を確実視する人も多くいます。
しかし、天中殺期間に入り、
いよいよ本当に「気が狂っている」ような判断をするようになるかもしれません。
国のトップが天中殺の時期にその地位に就くと国は混乱します。
例えば韓国の大統領がそれにあてはまります。
また、国のトップがその地位に就いたあとであっても、国のトップが天中殺の期間はやはり国は政治や経済を含め全体が大きく混乱します。
日本では安倍首相の天中殺期間にモリカケ問題で大きな政治的混乱がありました。
今年から天中殺に入るトランプ大統領の場合はどうか?
分かりませんが、年運で中央に天剋地冲がめぐり、西方では害がめぐることをみても、なかなか難しい事態に陥るような印象があります。
古来、天中殺期間中に戦争を仕掛けると負けるといわれます。
また、現代においては裁判などを天中殺中に仕掛けると負けるといわれます。
トランプ大統領が天中殺期間かどうかは春分説に立つか冬至説に立つかで異なりますが、それでも春分までにこの事態が収まらなければ確実に「天中殺期間における戦争」に向かうことになるので、そうなれば政治的にも経済的にも大混乱は必至。
あまり歳の初めからネガティブなことばかり書くのは気が引けますが、
少なくともマーケットにさらしているお金がある人は、一先ず手仕舞っておいた方がよいかもしれません。
(投資は自己判断でお願いします。)
ちなみに、個人的には、
春分前のこのタイミングで庚子的なことが起こるということは、冬至説というものの信憑性が増すような印象もあり、トランプ大統領が既に天中殺期間に入っている前提(=天中殺期間の戦争の開始)で備えておこうと思っています。