金烏玉兎庵

位相法の使い方と新型コロナ騒動の後に笑う人

本日お越しになられた方にお話ししたのですが、
毎日の日干支をチェックして、
自分の命式との位相法を確認するのはけっこう有効です。

例えば、
大事な仕事は年支と半会や支合の日を選ぶ、
お金にしたい、結果を出したい仕事の場合は日干と半会や支合の日を選ぶなど。

私は日干支のチェックにiPhoneの「ポケット万年暦」というアプリを使っていますが、
アプリではなくても、「暦 カレンダー」などとぐぐるとネット上で簡単に日干支を調べることができます。

例えば、

甲丁戊
申巳辰

のような命式であれば、
○右下の辰が年支で仕事関係、
○真ん中下の巳が月支で自分自身(充実感)
○左下の申が日支でプライベートやお金、評価、
なので、

結果を出したい場合は、
日支である申と半会や支合になる日を選ぶと良いですよ、ということになります。
(参考に表を添付します、例によって上住節子先生の「算命占法下巻」によります)

逆に、冲とか害とか刑のときは、
多少大人しめに、あまり目立ったことをせずにやり過ごすほうが平和な気がします。

私は2018年のほぼ日手帳では、
毎日せっせと日々の位相法を書いては振り返り日記をつけるということをしていたのですが、
当時はあまりその位相法の影響を感じませんでした。

が、このところ、割とガッツリ位相法の影響を感じるようになって驚いたのですが、
それについて考えるに、
2018年当時は天中殺を意識してものすごく静かに控えめに動きなく過ごしていたので、
位相法の影響が出にくかったのではないかと感じています。

一方、最近は割と外向きな動きもし、知らない方にお目にかかる機会も増えてきて、
その結果として、位相法の影響がパキッと出ているのではないか?
ということです。

動きのあるところに位相法は顕在化する。
ということは、
ポジティブな位相法のときはガッツリ動き、
ネガティブな位相法のときは大人しめにしておく、
という処世術が成り立ちますね。

ちなみに動きといえば、
経済というのは動きのないところでは生まれない、といわれますが、算命学でも同様に考えます。

算命学で経済というのは禄存星に象徴され、
算命学における「動く」とは何かといえば、
禄存星の動きになります。

つまり、
お金や財を放出し、回転させること。

ただいま現在、新型コロナウイルスの影響で飲食店は開店休業、海外旅行はもちろん、不要不急の外出は控えられ、国民の動きは止まっているように見えます。
しかし一方で、名作漫画の無料開放や面白そうな講義の無料開放、コンサートの生中継の無料放映など、さまざまなものが「無料で放出」されています。

国民の生活は止まっているように見えて、
企業はこれをチャンスととらえて実は動いています。

このことを考えるに、世の中はこの騒動が収まれば、それまでとは異なる形での繁栄が拡がるのではないか?と感じていますがいかがでしょうか。

さらにいえば、
時代論的に今は大企業が元気になる時代なわけですが、そういう時代なので、国民ではなく企業が動く、企業だけが動けるので、企業が発展に向かいやすい、という言い方もできます。

その意味では、
今このタイミングで、何かしらをせっせと無料開放していく、何か動きを作っていける人たちが、その騒動ののちに笑う人なのかもしれないな、と考えます。

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