先日、「ノートに何を書いているんですか?」という質問を頂いたので、今日書いていることをアップしてみます。
先にノートの画像をご覧いただきたいのですが、
星図というのはあの図一つで様々な要素を含んでいます。
それを同時に全て認識するにあたり、
日頃抜けがちな点を改めてノートしているところです。
内容について説明すると、
まず大前提として
北方・・・相剋、目上を剋す
南方・・・相生、目下から生じられる
東方・・・相剋、友人等から剋される
西方・・・相生、補佐役を乗じる
という自然の型があり、これと星図の不一致点をチェックします。
画像の星図の場合、
北方は木剋土で相剋、矢印の向きは異なりますが相剋なのでまぁ自然です。
南方は火生土で相生、矢印の向きも一致でとても自然です。
東方は土剋水で相剋、これも矢印の向きは異なりますが相剋なのでまぁ自然です。
西方は比和、よってここだけが不自然です。
この場合、
この人は堅い場所や暗いテーマのことなど北側的なことについてまぁ自然に振る舞うことができ、まわりからも違和感をもたれませんが、
それ以上に南方のほうが自然の姿なので、明るいことや喜び事、みんなで明るく楽しく過ごす場所の方が自然でもあり得意でもあり、まわりからみてもそれが自然なように感じられます。
また、東方は自然の姿に近いので新しいことや未来に向かうようなことについては得意で、どんどん外に働きかけていく傾向が強く、
西方は不自然な姿(相剋よりは良いですが)なので、古いことや過去に関すること、家庭的なことや内側の体勢を整えるような類のことはあまり得意ではない…
これは、自然の気の流れとの一致不一致を眺めて全体の雰囲気をとらえるもので、
これだけをもって「こう!」といえるものではないですが、いろんな占技に重ねていく一枚の要素として知っておくと、より奥行き深い人物理解ができるように思います。
ノートは、細かく詳しく書くだけでなく、画像のようなラフなノートも星図な命式の全体観を養うのに良いです。
ちなみに、それは質問をいただいて回答した内容ですが、対冲などが宿命にあると、質問をいただくことで理解が明確になる、ということもけっこうあります。