金烏玉兎庵

コロナの不安の中で支えになる星

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

私の会社及び業務というのはテレワークに馴染まないため日々出勤していたのですが、
コロナウイルスの影響及び社会的要請が考慮され自宅待機の指示を受けて本日は自宅にいます。

折しも緊急事態宣言が出るかも?
というニュースも入り、いよいよ戦時下のような日々が始まるのだろうか?
と感じながらドキドキしているところ。

しかしそんな中、
Facebookで流れてきた新日本フィルのテレワークによる「パプリカ」や、
仁和寺のお坊さんがバイオリン🎻で弾く「情熱大陸」を観ながら(聴きながら)、
普段は「新日本フィル」の一部、「仁和寺の一部」として捉えられることの多い、一人ひとりの楽団員の方々や仁和寺のお坊さんの顔がくっきり見えるその様子に、
「個人の生き様」が世界を支えているのだなぁと感じました。(ぐぐるとでてきます。)

こういうとき、
SNSというのは「一人じゃない」と感じることができ、
また「一人一人が頑張って生きている」ことを感じることができ、
そして「一人一人がみんなのことを考えている」ということを感じることができて、
良いものですね。

さて、
こういう苦しいときに支えになるのは夢であり、
こうであったらいいなぁという理想だろうと思います。
そういう夢や理想を抱くことが、苦しいとき、しんどい状況にある自分を支え、またまわりの人を勇気づけていきます。

算命学的にいえば、夢や理想というのは人体星図の南の星。
つまり、こういう不安が渦巻き緊張感のあるときは、南の星が自分を支えまわりを元気にしていくということです。

南の星は「精神の未来」を示すものでもあり、
その意味では、南の星を光らせることで、明るい未来のビジョンを持てるということでもあろうと思います。

私はこのコロナウイルスの影響下にあって、
(おそらく多くの人もそうだと思いますが)
不安になったり暗い気持ちになることが時々あります。
しかし、そんな中で私を支えてくれているのは算命学の勉強です。
ちなみに、私の南の星は龍高星、つまり学びの星です。

私にとっての夢や理想というのは龍高星にあり、体験から学ぶこと、それをもって改良改革を目指すことであり、
それに取り組んでいることで明るいビジョンを描くことができます。

日々の生活における仕事というのは東の星なので、普段の生活では多くの人は東の星で世の中に向かいます。
しかし、こういう緊急事態の状況にあるときは、東の星はさておいて、
南の星にフォーカスしても良いのではないか?
南の星を生きた方が元気になれるのではないか?
と、考えたのですがいかがでしょうか。

今は、日々の糧を得るよりも、夢を抱く、未来を描く方が大事な時期です。
「stay home」というのも未来のための一つですし、個々人でいえば南の星を意識することが未来を感じることための助けとなるだろうと思います。

少し前に、
……
この破壊の先にある始まりとは、
一人一人が「自分の人生の王である」という認識の始まり、
一人一人が己の人生を生き、その人生の意味役割を生きることの始まり、
なのではないかと強く感じています。

前回の庚子年はアフリカで奴隷のように支配されていた人たちが覚醒しました。
今回の庚子年は先進国で奴隷のように生きている人たちが覚醒する番である、ということなのではないか、ということです。
…..
ということを書きました。

今目の前で素敵な音色を奏でている新日本フィルの個々の楽団員の方々や仁和寺のお坊さんは、
まさにその「一人一人が己を生きる」ことの尊さを体現しておられます。

その様子を拝見しつつ、
改めて、一人一人がそうやって、己の人生、己の夢を生きることを促されているような、そんなことも感じています。

モバイルバージョンを終了