新型コロナの猛威が世界中を駆け巡っています。
ニューヨークには野営病院が立ち、イタリアではマフィアが影響力拡大を狙って暗躍しているそう。
日本でも、帰国者を一時収容するための宿泊施設が満員になり、空港内に段ボールの簡易ベッドをおいて代用しているというニュースがFacebookで流れてきました。
私たちは戦争というのをリアルに体験したことはありませんが、おそらく戦時中というのはこのようだったのではないかと思います。
さて、戦時中ということはまさに「動乱の時期」ともいえるわけですが、こういう時期に強いのは濁星が多くある人や命式に偏りがある人、あるいは下格の人です。
(強いといっても健康という面ではありませんので、お気を付けください。)
上記に挙げたような人は、こういう時期に動じない、がぜんやる気が出てきて頑張り始める、むしろこういうタイミングを捉えて活躍し、ピンチをチャンスに変えるような動きをし、驚くような能力発揮を見せたりします。
※濁星というのは、貫索星、石門星、調舒星、車騎星、龍高星。
一方、こういう時期に驚いてしまって守りに入る、動きが鈍くなるのは純星の人やバランスの取れた命式の人、あるいは上格の人です。
こういう人たちは、平和な時期に、安定した状況においては活躍するのですが、現状のような緊急事態においては委縮してしまって、本来の能力発揮が難しくなり、活躍するより守りに入る傾向にあります。
※純星というのは、鳳閣星、禄存星、司禄星、牽牛星、玉堂星。
どちらが良いとか悪いとかいうことではなく、活躍のタイミングが異なる、ということなのですが、こうした傾向を自分で認識しておくと、有効に立ち振る舞うことができるように思います。
「活躍」といっても、
もちろん、新型コロナが渦巻く中で外に出ていくとか、みんなが自粛している中で飲食店を救うために外食をすることなどを推奨するものでは決してありません。
そんなふうに身体を張らなくても、今の時代、「活躍」にもいろんな手段があります。
ぱっと思い浮かばなくて例を挙げられず申し訳ないのですが、
上記に挙げたような、動乱期に強いタイプの方はぜひ「stay home」を前提とした活躍をしていただきたいなと思います。
動乱期に強いタイプの人というのは、
世の中がふさぎ込んでいる中で活力を与えるような何かを見つけ、この混乱・動乱をプラスに転じる何かをもたらすことができる人たちです。
平和期に強いタイプの人が平和期において世の中を盤石に築き上げていくのと同じ力強さをもって、彼らは動乱を耐え抜き、新しい光を見つけ、新たな枠組みを作ることができます。
再三書いていますが、庚子の年は変化により何か新しいことがスタートする年です。
林先生ではないですが、新しい枠組みをいつつくるのか?今でしょ??というタイミング。
動乱型の方はぜひそのことを念頭に、そして「stay home」を前提として、活躍に向かわれますよう。
そして、平和型の方は、ポストコロナに備えていただければと思います。