金烏玉兎庵

稼げない人と東の星、稼ぐために必要なこと

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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稼げる人と稼げない人というのは、
話しているとだいたい分かるものであったりします。

例えば、
投資において、手数料などの費用にフォーカスするか、それとも得られる利益にフォーカスするか、といったことや、
商売において、ゼロサムで考えるか、それともWin-Winで考えるか、といったこと、
あるいは、そもそも自分が稼ぐことに対して、罪悪感を持っているか、それとも当然だと思っているか、といったことなど、
その思考の傾向が分かればたいてい分かります。

これについて、
サラリーマンなどの「給料をもらう」ということしか経験をしたことがない人というのは、
「稼げない人」であることが多いなぁと思うのですがいかがでしょうか。

もちろん、サラリーマンでもお金の流れを理解したうえで仕事をしているような人は別ですが、
「会社に行って、規則に従い、仕事をして、給料をもらう」
ということだけを考えて働いているサラリーマンの場合、
入ってくるのは給料だけなので、利益という概念を本質的に理解するのが難しく、本質的なWin-WInの意味を体感するのも難しく、「自分一人では稼げないから会社から給料をもらっている」と思ったりしているので、漠然とお金を稼ぐことに罪悪感を持っている人が多いような気がします。

算命学で、「お金を稼ぐ」にはどうすれば良いか?
ということの答えはいろいろとあるのですが、
これまで何度か書いている通り、通常は、「東の星」を使うのが一番「お金を稼ぐ」ということの近道といわれます。

そしてその活動の幅を広げていくなら、世の中に認められ、評価される必要があるため、
そこに先日書いた、才能占技(南天運とか北天運とかいうあれです)で上位に上がる星を絡めて、
さらにそこに満足感を求めるなら「南の星」も使っていくと良い、ということになります。
(とはいえ、活かしやすさ、活かしにくさというのもあり(相剋だと活かしにくいですね)、コトはそう簡単でもないのですが)

と、それはさておき、
その「稼げない」思考のサラリーマンというのは、算命学における「稼ぐ星を活かす」ということも実はけっこう難しいのかもしれないな、と思いました。
とりわけ、上意下達的な組織におけるサラリーマンというのは、ある種、機械かロボットのように働いていることが多く、
そういう人は自分の個性(星の要素)というのを少なからず無視して生きています。
その結果として、「稼ぐ星を活かす」ということもできないのではないか?ということです。

前にも書きましたが、
人間は本来、30歳までが人生修行、30歳からは自分の個性を活かした生き方が望まれます。
だいたい10年くらいの猶予はあるとしても、少なくとも40歳くらいからは自分の個性を活かした生き方をするのが良く、それを逸れると様々に弊害や障害、問題などが生じることになるのですが、
そういう弊害や問題などに加えて、30歳、遅くとも40歳くらいまでに、自分の個性を活かした在り方に軌道修正できない場合、
それはつまり、東の星を光らせることもできないということなので、
結果として、そもそも生きていくために「稼ぐ」ということもできないのかもしれないな、いうことです。

なお、この30歳、40歳という年齢はモデルケースとしての目安なので絶対ではありません。
が、いずれにしても、「稼ぐ」ということにフォーカスするなら、ロボットみたいに働き没個性的に生きていてはダメだというのは多分まちがいないことで、きちんと自分の人生と向き合い個性を活かし、自分の人生を歩まねばならないだろうと思います。

このところ、個人事業主の方や副業をはじめようとされている方の「東の星を活かすための定期相談」というのを承っていて、そういう傾向を感じましたので記録として書いておきます。

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