金烏玉兎庵

天中殺の冬眠の先にあるもの

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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戊亥天中殺のひと、
年天中殺は残り3ヶ月弱、
月天中殺は残り2週間強になりました。
あと少しですね。

 

さて、
現実虚の戊亥天中殺は、通常、現実的なことにはあまり意識が向かわないといわれますけれど、
この天中殺期間の天中殺月に入って、
やたらと現実的なことをクリアに考えられたのではないかと思いますがいかがでしょうか?

 

少し前にも同じようなことを書きました。

 

そのときは半信半疑だったのですが、
あれから1ヶ月くらい自己観察を重ねてみて思うに、
やはりこのダブル天中殺の期間というのはとても現実的なことに気づき、取り組める期間であったように思います。
(まだ2週間強ありますが)

 

それは、
厳密には「現実的なことをやる」というより
「現実的なことを今後やるための情報」を得る期間であり、
その「現実的なこと」をきちんと理解して方向性を得る期間、
というほうが適切かもしれませんが、

いずれにしても、
内向きに自分と向き合い、
精神性の中で過ごしてきた漠とした景色を抜けて、
くっきりと鮮やかな手触り感のある現実にたどり着いたような、
そんな期間であった気がします。

 

具体的には、
やりたいことや欲しいもの、
やるべきことや整理すべきもの、
目指す方向性や避けるべきこと、
将来の方向性や仕事のこと…
などなど、様々なものがこの月天中殺に入ってから1ヶ月強の本日に至るまでの間に、、怒涛の勢いでくっきりと姿を現してくれました。

 

なんとなく、
12年のサイクルの中の2年のお休み期間をたっぷり休み、
とことん内向きに過ごしてきての最終盤、
きちんと大人しく自分と向き合ってきたことのご褒美のように、
次の12年においてやるべきことや手に入れるべきもの、
整理すべきものや避けるべきことなどなど…が、滝のように流れ込んできた感じ。
…いえば伝わるでしょうか。

 

まったく、びっくりです。

 

ちなみに、
「そういう期間で“あった”ようだ」
と、過去形で書いたのは、
もしかするとまだまだそうした自分の未来に向けての情報が降りてくるかもしれないものの、
なんとなく昨日でひと段落した感じがあるからです。

 

というのも、
先週の金曜日における思いがけない感動的な出来事から始まり、
週末の「邂逅」ともいえる気づきを経て、
昨日、十指に余るほどの有形無形のミラクルな贈り物🎁が私のところに届けられたのは、
まるで一連の「方向性の啓示」のプロセスの総仕上げのように感じられたから。

 

ちなみに、
「ミラクル」というのは、
「それが欲しかった」のではなく頂いてみて「これが欲しかったんだ!」と気づくような贈り物であったので、ミラクルに感じられた次第。

 

なお、この一連のプロセスに入って以来、割と意識が現実的な方向に向かっていたせいか、算命学をはじめとする学問や精神性の分野は少し停滞していたようにも思います。
そのせいもあり、算命学のブログが停滞していますが、まぁこれも「現実感ある現実」に向き合う期間の副作用のものだろうと思うのでご容赦くださいませ。

 

それにしても、
やはり「休むべきときに休む」ことはとても大事なことなのだということが今回よく分かりました。

 

「空っぽになれば何かが必ず入ってくる」
というのはこの物理世界の真理ですが、
休むべきときに休んでいれば、必ず動きを促す出来事がその方向性を携えてやってくるのだろうと思います。

 

これから天中殺を迎える方。
「2年間も冬眠するの?」
と思う方もいらっしゃるとは思いますが、
もし事情が許すなら、ぜひこの「2年間の冬眠期間」を試してみることをお勧めします。

 

これは、
算命学の理論からではなく、
実際に「2年間の冬眠」をやってみて良かったな、
と心底思うからです。

 

以下、私の「2年間の冬眠」の方針を参考に記しておきます。
・新しいことを始めない。
(前年までに何かしらスタートしておく)
・新しい交友関係を作らない、広げない。
(誘われた場所での受動的な関係は別)
・自分の利益のために何かをしない。
(何かをするときは、世のため人のためになることを)
・資産財産の構築を停止する。
(貯金をしない、投資をしない。但し継続中の持株会や個人年金、積立投信などはそのまま。)
・天中殺中に得たものは完成させない。
・お金を使うときは人のため、勉強のため。
・なるべく内向きに過ごす。
(主には勉強や内省、家庭にかかることに注力)

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