金烏玉兎庵

クラウドファンディングと財の星

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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先日、久しぶりにお会いした方とお話していたときに、
私はクラウドファンディングがキライだとうお話をしていたら、
「ネット乞食だからでしょう」
と言っておられて、なるほど、と思いました。

相応のサービスやモノを提供することなくお金をせびる行為というのは確かに「乞食」といわれればそうかな、と思います。
ぐぐってみると、厳密にはちょっと違うようですが、
クラウドファンディングがキライな人の多くは彼らを「ネット乞食」だとみなしてるよう。

ちなみに、私は「乞食」とまでは思いませんけれど、
正統ではないかたちで対価を得る行為というのは卑しいな、という印象はあります。

卑しさというのは、品がないのはもちろんですけれど、
そもそも人の善意に甘えて自分の将来を売り渡している時点で卑しい感じがあります。

本人に自覚があるかどうかは分かりませんが、
人の善意でお金をもらう、というのは、多くの場合、人の善意を先取りする、ということであり、
「善意の借金」をしているので、
その善意を返すまでは飛躍ができない、という仕組みになっています。

実際、クラウドファンディングで「知り合いからの集金」した人たちの多くはあまり良いことにはなっていませんね。

これは、クラウドファンディングで得たお金を「借金」ではなく「実力」と勘違いしたことにより、
その借金を返すことなく突き進んでしまう人たちによく見られるケースです。

こういうケースでは、
「集金した人たちとの関係」は密にはなるかもしれませんが、
そこから「出られなくなる」というか、
「そこに囚われる」という現象になっているケースが多いような印象です。

…もちろん、それを望んでいるなら大いに結構なことですが、
広い視野をもって眺めれば、目先は「得をした」ように見えても、長い目で見るとどうかな、という評価に終始している人が多い気がしますがどうでしょう。

このあたり、ある程度長期で観察してみるととてもはっきり分かるので、興味のある方は、過去のクラウドファンディング案件と実施者の今をぐぐってみると面白い発見があるのではないかと思います。

本気で事業をしようとして、それにお金が必要な場合、
「フェアなやり方」「まっとうなやり方」というのは「出資」や「融資」です。
利益が出たら、配当を払う、借金を返すなど。

これは、ある程度お金を知っている人なら当然に認識していることで、
そういう人は「クラウドファンディング」の気味悪さ、気持ちの悪さ、というのを感じています。

つまり、
クラウドファンディングを使っている人は、
そういう気持ちの悪さに不感症の卑しい人か、
そういう気持ちの悪いものを敢えて使ってでも稼ぎたい「切羽詰まった人」。

世の中の多くの人が使っているからといって、
矜持を失ってはいけないと思います。

なお、算命学では、本質的に「お金を稼ぐ」というのは、有形と無形を備えることが必要であるといっています。
矜持というのも「無形」の在り方の一つ。
そして、有形と無形を備えることで、長期的な繁栄を手にすることができます。

ちなみに、
こういう「気持ちの悪い」ことを平気でしてしまうのはたいてい「財の星」がない人です。
財の星がある人は、お金に関することでおかしなことはしない感じがあります。

⭐︎「有形と無形を備える」ということがお金稼ぐことにつながる仕組みはこちら
https://note.com/kinugyokutoan/n/n0b8dac51e171

⭐︎7月一週目分のマガジンはこちら
https://note.com/kinugyokutoan/m/m6c9aef262b21
※二週目分は今週末やります!

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