10月、戌月になりました。
厳密には10月8日から戌月になります。
ここから2ヶ月は、戊亥天中殺の人にとって年と月のダブル天中殺、最後の正念場です。
…と、思っていたら、
渋谷の父ハリーさんが、
今月は甲戌、来月は乙亥の日座天中殺の干支の月なので、トリプル天中殺だと書いておられました。
※こちら:https://blog.goo.ne.jp/harry-tanishi/e/ae1d392279b63bf990e54d6d61f63468
気を引き締めて臨まねば。
繰り返しになりますが、
天中殺で始めたことは、次の天中殺までに終わるか答えが出るといわれます。
稀にそれまでに終わらないこともありますが、そのときはそれに代わる禍が降りかかるともいわれるので、
その時期には極力大人しく過ごすことが望まれます。
取り分け、
欲を出したり、
名誉を目指したり、
ちょっとこずるいことをして得をしようとしてみたりすると、
ガツンとやられるので気をつけましょう。
甲戌や乙亥というのは根っこがしっかりしていない、ある意味ふわふわとした干支なので、
そんなところで現実に足場を得ようとしたり現実で何かを仕掛けようとしても転ぶか沈むか倒れます。
年運月運日運の後天運というのはある種の「気」の環境で、厳然としてその「気の構成」があたり一面に立ち込めているので、
その「気」に合ったことをするべきで、
それに反して何かをするのは天を敵に回して孤軍奮闘するのに似ています。
一言でいえば無謀です。
では、
甲戌や乙亥の時期に何をすればいいかといえば、学問や芸術など縦線の分野のこと。
あるいは現実的なことでもそれを現実実働としてするのではなく、ビジョンを描いたり企画したりすることです。
それもできるだけ、
「現実」にとらわれないようなスケールの大きなこと、
「常識」にとらわれないような斬新で、世の中の切り口を大胆に変えるようなことに向きます。
「現実の枠組み」がないので、
現実にしがみつくのではなく、それを逆手にとってしまいましょう、というお話です。
人間関係なども、
旧来の関係の維持に汲々とするのではなく、
その場その場の適任者、気の合う人などを優先した方が枠にとらわれずに過ごすことができやすいです。
軽やかに健やかに。
「新しいことをしてもいいのか?」
ということについていえば、
何か結果を目指したり、
何か堅固なものを造ったりするのではなく、
ある種、「その場限り」的に、
あるいは「後のことは他人任せ」的にやる分には良いのではないかと思います。
もちろん、それで「名をあげよう」とか思ってはダメです。
天干に戌がある人(戌年の人とか)は今月、
天干に亥がある人(亥年の人とか)は来月、
ちょっと力むかもしれません。
良いことはより良く、
悪いことはより悪く進むタイミングなのですが、戊亥天中殺の人は意識して控えめに過ごすのが良いのではないかと思います。
天中殺は入口と出口に要注意、
その出口のタイミングに入ってきました。