金烏玉兎庵

成功願望に向けた算命学的アプローチ

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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本日ご相談にお越しになった方にお伝えした内容が、割と汎用性がある気がしたのでこちらにも書いておこうと思います。

いわゆる、成功願望、というのは多くの人が持っていると思います。

お金持ちになりたい、
有名になりたい、
素敵な人と結婚したい、
便利で大きな家に住みたい、

…などなど、ちょっとジャンクな気もしますが、まぁ多くの人がそういう願望を持っているのは確かです。
本日も、そういうご相談をいただいたので、ちょっとこれについて私の考えを書いておきます。

さて、
上記のような「分かりやすい願望」の場合、そのためのハウツー本が本屋に行けば何十冊、何百冊と売られています。
こうした本を愛読している人も多いと思いますが、
算命学では、個性が無限にあるように、世の中の成功の仕方というのも無限にあります。

もちろん、「ロールモデル」と呼ばれる人をモデルにしてやってみることで得られる「成功」というのもありますが、
基本的にその場合には、二番煎じでありどうしても、「ロールモデル」を超えられないことのほうが多いもの。

自然法の市来先生は、守護神透干の方は二番煎じで成功する、ということをおっしゃっておられますが、
これは上格の人は「道なき道をいく」より「既に整えられた道」を行くほうが活躍しやすいことによるものであり、
それは確かにその通りなのですけれど、

この場合においても本質的に成功するのは、「二番煎じ」の「既に整えられた道」を高次に発展させた場合、
つまりロールモデルを新たな次元で再構築した場合、
スキームは同じであったとしても、それをより堅固に、あるいは洗練させた場合に限られるように思います。

よって、繰り返しになりますが、
単なる「二番煎じ」では本質的な成功にはなりにくい、ということになります。

ではどうするか、といえば、
現時点で「何をしていいのかまるで分かりません」という場合には、
ひとまず、自分の個性、自分の本質、自分の宿命につらなることを、片端からやってみる、ということを提案しています。

厳密には、星図の中には成功につながりやすい星というのがあるので、
その星を軸に「やってみることリスト」というのを作り、それを片端からやってみることをお勧めします。

それが既にこの世にある商売・サービスなら「二番煎じ」ということになるわけですが、
その場合には、「自分のオリジナル要素」、自分の思いというのを載せる必要があります。

そしてそうやって作ったそのリストというのは、多ければ100くらいになったりするのですが、
それを片端からやってみること。

やり始めたら、だいたいは絞られていくものなので、実際にはリストはどんどん減っていき、
それほどたくさんやる前に「コレ」というものに出会えるものですけれど、それでも30くらいはやってみる覚悟が必要かもしれません。

そもそも「成功」というのは何かこれ、という一本のルートがあるわけではなく、
それは常に「たまたま」の「偶然の産物」です。
その「たまたま」「偶然」の「成功」に出会うには、ある程度数は必要であるということでもあります。

成功した人たちによる「成功談」や彼らの書いた「成功本」などによると、あたかも「決め打ち」のルートで成功にたどり着いたかのように書かれていたりするのですが、
実際には、いつ誰が何をするかによって当然結果は異なるもので、
その意味で、すべての成功は、「たまたま」の「偶然の産物」であるというのが真実であると考えます。

よって、「成功」というのを目指すなら、
自分の個性、自分の本質、自分の宿命から導かれる打ち手をすべて打ち、
それについて日々コツコツと努力を重ね、
機が熟すのを待っているのが一番良い、ということです。

なお「気が熟す」とは、一言でいえば、「後天運」です。
この後天運というのは、もちろん機会やタイミング、時流でもありますが、「人との出会い」「人からの助け」ということもあります。

これは実際に「成功」している方は分かると思うのですが、
「成功」とは、自分一人では完結しないもの。

算命学的に見れば、
陰占をみれば、日干=自分として、それを取り巻く人たちというのが現れていますし。
陽占でも、中心の星=自分として、それを取り巻く人たちというのが示されていますね。

こうしたことを眺めれば、
人間は、自己完結しないもの、
人間が何かを成し遂げるには、一人ではなり得ないもの、
…ということが良く分かると思いますがいかがでしょうか。

自分の宿命に沿って何かをしていたとしても、それだけでは「成功」になることはなく、
「人との出会い」「タイミングとの遭遇」が必要であるということです。
とはいえ、
本質的に自分の宿命に合った道をいっていれば、人を引き寄せタイミングを引き寄せる、ということもまたあり、
つまるところ、

「成功」というのを目指すなら、
自分の個性、自分の本質、自分の宿命から導かれる打ち手をすべて打ち、
それについて日々コツコツと努力を重ね、
機が熟す(人やタイミングがそろう)のを待っているのが一番良い、ということになります。

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