金烏玉兎庵

キライな人と星図の関係

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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先日お会いしたとても品性のある友人が、
そのお子様の言葉遣いが最近悪くなったのが悩みだというお話をしていました。

牽牛星や玉堂星があるような人は、
言葉遣いが汚い人がキライ、
品性・知性を感じない人がキライ、

というのはよくあること。

これは、
石門星や貫索星のあるひとが、上下関係を求められると全力で逃げたくなるとか、
鳳閣星があるような人が何か命令されるのをとても嫌がるとかいうのと同じで、

自分にとってネガティブな影響があるものを、本能的に察知してキラっているということなので、別に悪いことではないように思います。

なぜなら、
「星の消化」ということをしようとする場合、
自分の持つ星の要素を実践する、その星の在り方を生きる、ということと合わせて、
自分の持つ星と同じ性質を持つ人と付き合う、ということも含まれるからです。

例えば、
東方に調舒星があって、その星を消化する、という場合、
自分自身が細やかな気遣いでもって感性・感覚を活かしながら仕事をしていく、というのがその消化法になるわけですが、
一方で、東方の存在=友人や仕事関係者が調舒星的でもある、というのが星図の仕組みなので、
そういう東方の存在=友人や仕事関係者について調舒星的な要素の強い人と関わりをしっかりともっていくこともまた宿命の消化となります。

前に、自分の星図の各方位の要素を持つ人とつながりをしっかり持つと開運するということを書いたことがありますね。
北方が車騎星なら、車騎星的な積極性や正義をもつ人に仕えることで開運する、
西方が玉堂星なら、玉堂星的な知性や合理性を持つ人を配偶者として選ぶと開運する、
ということなので、

冒頭のように、牽牛星や玉堂星があるような人が、
言葉遣いが汚い人がキライ、品性・知性を感じない人がキライ、
…と思うのは、至極まっとうで、ある意味では自衛的ですらあるように思いますがどうでしょう。

このように星を挙げるまでもなく、
自分の持つ星とかけ離れた要素の人とのかかわりというのは、自分の半生を思い返せばたいていのひとは合点がいくと思います。

つまり、たいていの人は、
これまで生きてきて、いろんな人と関わってきたを思い浮かべてみれば、
そういう自分がキライだと思う人というのは、
自分の邪魔になることはあっても役立つことは決してない、ということが分かるのではないかと思いますがいかがでしょうか。

世間一般では、
「まわりに合わせていきましょう」といわれ、それをしないと大変なことになる、というような言われ方をしますけれど、
本当は、「まわりに合わせて自分をゆがめる」ことのほうが「大変なことになる」ものです。

たいていの場合は、「自分の気持ちに正直に」いるほうが、うまくいくもの。
これは、短期的に見たら必ずしもそうではないこともあるのですが、長期的にはまちがいのないところと思います。

本当に?と思う方は、
世の中で言われていることではなく、自分の経験をよくよく振り返ってみることをお勧めします。

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