金烏玉兎庵

ブログ集客+講座販売で何億も稼いでいる人の持つ型について

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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昨今、ブログ集客による講座販売によって、何億ものお金を稼いでいる人たちというのがけっこうおられます。
本を出したりテレビに出たりしている方も多いので、知っている人もおられるかもしれませんね。

さて、先日、ふとそういう商売をされている方の命式をいくつか見てみたところ、

東方玉堂星+南方司禄星
という型を共通して持っておられることに気づきました。

東方というのは社会に出ていくときの窓口、仕事や収入の窓口になる星、
南方というのは夢や希望、自分の満足を得るための窓口になる星です。

さらにいえば、
東方というのは現実のスタート地点であり、
南方というのは精神のスタート地点であるので、

東方・南方いずれも、人生のスタート地点、人生を渡っていくにあたり、最初に光る場所、光らせるべき場所でもあります。

宿命の消化というときには、星を光らせる順番やそれぞれの星の相生・相辺というのが大きな意味を持つので、
このところ、note のほうではこの東方と南方の星の組み合わせというのを掘り下げているのですが、

あれこれと調べつつ、掘り下げつつ、
この、東方玉堂星+南方司禄星という組み合わせというのは、

せっせと学んだことをブログ発信しつつ(東方玉堂星)、
それをもってお金を稼ごうとコツコツ続けて(南方司禄星)、そこから何億も稼ぐ人たちの共通要素なのかもしれないな、
と思い至り、ちょっと汎用性があるように思いましたのでこちらにも書いておくことにした次第。

もっとも、この型はある種の難しさをはらみますので、只今現在はガッツリ儲かっていたとしても、どこかで転んだりすることがあるかもしれません。

玉堂星というのは、正統な知恵、伝統的な学問、理論・理屈の備わったあり方をもって良好とされる星ですが、
禄存星・司禄星のような土性の星と混ざると、濁って「現実的な知恵」「狡さのある知恵」になります。

たいていは直接隣り合っている場合、
つまり、「中央と東または西」、「中央と南または北」の組み合わせのように、隣り合って並んでいる場合においてそうした「濁り」の問題が出るといわれます。

いわゆる地財局(星図の縦線で土剋水の相剋がある)や、叉財局(星図の横線で土剋水の相剋がある)の場合がそれで、
コトの大小はありますが、いずれも財が品格を損なう組み合わせといわれます。

品格を損なってでも財を目指す、財を得るほどに人格を損なう型であるいわれ、
短期的には、そうやって品格・人格を犠牲にすることで大きな財を得られたりするわけですが、
その先においては、財も品格、ともに失うこともあるので、注意が必要な組み合わせでもあります。

…と、恐らくそのあたりは勉強されている方であればご存じだと思うのですが、
それが、隣り合っている場合のみならず、東方玉堂星+南方司禄星のような、斜めの組み合わせでも現れるようだと気づいたので書いておくことにした次第です。

なんとなく、ですが、
直接隣同士にならぶ又財局や地財局より、ある種の強烈さがあるのは、共に「スタート地点」で同時に光るからなのかな?という気もします。

あるいは、
玉堂星と司禄星というのはともに陰の星なので、そのあたりも「強烈に目立つ」ことにつながっているようにも思いますがどうでしょうか。
つまり、玉堂星+禄存星だと、「現実的な知恵」「狡さのある知恵」であっても、陰陽の和合がある分、違和感が少ない感じがあります。

その当事者の方々を眺めてみれば、東方玉堂星だけに、パッと見、理知的に見えるのですが、よくよく覗いてみると濁った玉堂星的な経歴であったりして、なるほど、と思える面もあります。

引き続き、検証していこうと思いますが、備忘のために書いておきます。

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