うっかり玉堂星の消化を書くのを忘れていました。
西方に対冲があるとこういうことがよくあります。
仕事でも、詰めきれずに苦しいとか、最後の〆をうっかり忘れるとかあります…。
こうしたことの対冲の私の対処法は、見直しと報連相。
特にサラリーマンの場合、報連相を徹底すると対冲の破壊を他人の手で助けてもらうことができます。
基本的に西に対冲がある場合は、本来のゴールの先にゴールを設定するのですが、そうもいかないときはこういう対処をとります。
ちなみに、納音とか害とかの場合を含め、散法の星回りのときは、結果に対する執着を手放す、結果にこだわらないという姿勢がノンストレスに過ごす秘訣だろうと思います。
ということで、玉堂星の消化。
★玉堂星
習得能力にすぐれ、勉学への意欲が高まるとき。
「知性」「伝統」「古典」「慈愛」を意味する星で、理屈屋の星でもあります。
知恵の星なので、平和な時代にその力を発揮します。
本能は龍高星と同じ「知恵」ですが、その内容はまったくといっていいほど正反対。
龍高星の知恵が未知の世界に飛び込んで新しい知識を吸収しようという体験的な知恵であるのに対し、玉堂星の知恵は脈々と伝えられてきた先人たちの知恵であり、その知恵を引き継ぎ子孫たちに残そうというもの。
よって、内容よりも形式にとらわれる傾向が強く、その内容を体験するというよりは頭の中だけで理解しようとするため、ときとして単なる理屈屋となる恐れもあります。
玉堂星が巡ると、年齢にかかわらず学求心が強くなり、特に古典の世界には異常なほどの興味を持つようになります。
また、10代でこの星が巡ると勉強したことが面白いように頭に入り、受験生なら志望校にも合格しやすい時期。
晩年に巡ると、年齢を感じさせない学習意欲で新たなことを身に付けることが出来ます。
学者や芸術家であれば、偉大な業績や作品を残せることもあるでしょう。
伝統を重んじ、それを守ろうという意識が強くなり、恩師や目上の人、親や先祖との交わりを大切にします。
それによって精神的に満たされた日々を過ごせるのでどんどん実行すると良いです。
仕事面では何をやるにしても無理がなく、上の人をそつなく立てるなど世渡り上手にもなりますし、その結果引き立ててもらえることもあります。
派手さはないものの、先々実を結ぶであろうことのために地道な努力ができる時期でもあります。
人付き合いに関しては、冷静に目上や友達に対して礼儀正しくなり、気質の合わない人でも好き嫌いの感情を出さなくなるので円満な人間関係にめぐまれます。
なお、この期間は過去を反省しながら二歩進んで一歩下がるような生き方が合う時期でもあり、そうすることで波風の立たない平和な日々を送ることができます。