先日、
「なぜか、あの人の前に出ると自分らしくないことばかりしてしまうんです」
というようなご相談がありました。
なぜか、その人の前に出ると、
「イヤな自分」、
「自分らしくない自分」、
「自分が好きではない自分」、が出てきます、というお話。
それについて、その方は思い悩んでおられるようであったのですが、
私が思うに、それはおそらく、その人とは関わらないほうが良いですよ、ということだろうと思います。
干合や雲竜型、暗合や全天地暗合などある人は、
ここぞというときには、びっくりするくらいの変身が出来るもので、
女子向けアイドル漫画などで、「冴えない女子が、ステージに上がるとミラクル的に輝きだす」というようなのがある、
そういうのを地で行くようなことが出来たりするものなのですが、
一方でそういう人は、
役に立たない人、縁をつなぐべきでない人、関わるべきでないような人
…というのの前に出ると、逆にそういう「イヤなところ」「変なところ」「好ましくないところ」というのが前面に出てきて、
日ごろは鶴のように美しいはずの人が、なぜかそういう人の前に出るとドブネズミに変身する、みたいなことがあります。
いやもちろん、
ドブネズミにも良いところはあるかもしれないのですけれど、
恐らくは、自分で思う「好きな自分」「素敵な自分」ではなくて、
「イヤな自分」「変な自分」「好ましくない自分」ばかりが出てくる相手というのは、
関わるべき人ではないのだろうと思うのですがどうでしょう。
ワタクシ事で恐縮ですが、
ちょっと前まで直属の上司だった人というのが、
立派なマンションに住み、ポルシェに乗ってて独身で…みたいな人だったのですが、
なぜかその人と関わるところでは、自分でもちょっとドン引きするくらいにイヤな部下になる、ということが頻発していました。
特別キライだとか苦手だとか言うことはなかったのですが、
とにかく自分のネガティブな面ばかりがオモテに出て、
さらにいえば、生活もやたらと乱れ、食生活も乱れ、体形も崩れ、服装も大して気を遣わなくなり…みたいなことになっていて。
…が、この10月、人事異動でその上司がいなくなってからというもの、
驚くほどに穏やかに、平和でポジティブに仕事に向かえるようになり、
さらにいえば、ランニングを始めたり、多少体系も改善され、服装にも気を遣うようになったりして、
身近な人には「何があったの??」と驚かれるような最近。
思い返すに、「関わるべきでない人」「興味を抱かれるべきではない人」であったのだろうと思います。
私は全天地暗合があり、「ここぞ」というときには自分でもびっくりするくらいのポジティブな変身が出来たりするのですが、
今回のことで、「ネガティブな変身」というのもあるのだろうと感じた次第。
干合や雲竜型、暗合や全天地暗合についてもう少し書けば、
ときどき海外ドラマの弁護士モノ(主に『グッドワイフ』と『グッドファイト』)において、
「最高の弁護は現場で湧き出てくるもの」
みたいなことをいわれるあれは、干合や雲竜型、暗合や全天地暗合がある人において当てはまることだろうと思っています。
プレゼンとか商談とかにおいて、干合や雲竜型、暗合や全天地暗合があるような人は、事前に準備をしてシナリオを考えて臨むよりも、
一発勝負、その場で臨機応変に対応していく、というときのほうが輝きのあるパフォーマンスを見せる傾向にあります。
逆に、事前に準備してシナリオなど用意しようものなら、
それに縛られて自由な発露が損なわれ、ぐでぐでになってしまうのも干合や雲竜型、暗合や全天地暗合の人たちの特徴と思います。
が、感覚ですが、そうしたことも「本来の場所ではない」という意味で本人にとっては良いことであるような気がします。
干合や雲竜型、暗合や全天地暗合があるような人、特に暗合・全天地暗合があるような人は、
無意識のうちに変身し、自分では意図すらしていなかったような自分が飛び出て驚くようなことがあるのですけれど、
基本的に、その干合や雲竜型、暗合や全天地暗合が自由な発露を得て顕現した出来事や結果というのは、
「その人のためになる」ことが多いような気がしますがどうでしょうか。
最近の状況など観察しつつ、そんなことに気づいたので書いておきます。
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