40代はエネルギーが真っすぐに流れる生き方をしたい

kinugyokutoan

4年前

私は、
会社の愚痴や悪口、上司や同僚の愚痴や悪口を言うをいうひととか、
配偶者や恋人などの愚痴や悪口をいう人というのがキライです。

…といいつつ、私自身が会社や恋人の愚痴を言ったことがないかといえば、そうでもなく、
会社の愚痴や上司の愚痴、あるいは恋人の愚痴を言ったことはあります。

但し、私が愚痴をいうときは、基本的に、
その会社を辞めると腹が決まってから、
その上司と縁を切る、今後一切かかわらないと決めてから、
その恋人と金輪際会うことはないという気持ちが固まってからのこと。

つまり、
自分が関わっている限りにおいては決して愚痴や悪口はいわないけれど、
自分が関わらない、と決めたら愚痴や悪口をいうこともありますよ、というお話です。

そのことを、先日、ちょっと名の知れた絵描きをしている知人に話していたら、
あなたは成功してるでしょう？といわれました。

「成功」の定義は人それぞれですし、
例えば一般的な定義であれば、その方ほどの「成功」をしているわけでもないのですが、
日々充実し、尊敬する人に囲まれ、とくに不満のない生活をしていることを「成功」というならそうですね、と言いつつ、
なぜそう思うのかを訊いてみましたら、

エネルギーが真っすぐに流れる生き方をしているからなのだそう。
一方で、関わっているのに愚痴を言う、悪口を言う、というのは、対立するエネルギーが衝突して停滞するので、人生も同じように停滞するのだそうです。

私は以前から、
お世話になっている会社や養ってくれる旦那様の悪口をいう、というのは自分の根っこを切りに行くようなもので、
決して運が開けることはないし、発展することもなく、ときに自分の身分や環境を損なうことになる、ということを書いていますが、

この「エネルギーの対立」という概念は、また別の角度からそのことを説明できるようで、いたく感激しました。

ちなみに、ちょっと前まで私は、
自分のエネルギーを阻害する人やモノ、
自分が向かう方向のエネルギーと対立する人やモノ、というのを悉く一生懸命排除しようとしていたのですが、

最近は、そういう
自分のエネルギーを阻害する人やモノ、
自分が向かう方向のエネルギーと対立する人やモノ、というのが相手の方からどんどん離れて行っている、というか、私の視界に入らなくなってきた感じがあります。

意図的に、というよりは、自動的に。

これは、100年グラフにおけるエネルギー値（総合指数）が特に低い時期なので、
「どうでも良い人」とか「自分のエネルギーを阻害する人」に関わって無駄に消耗しないように世界が出来ているのかもしれず、

自分の目指す方向がくっきりと鮮明になってきたので、
その自分が関わっていきたい人に自動的に吸い寄せられることの反射として、それ以外の人と縁遠くなっているのかもしれず、

あるいは、人生の密度がある程度同じくらいの人でないと、なかなか会話が成り立ちにくい、関係が成立しにくい、ということ結果、
密度や一致度が少ない人が視界に入らなくなってきた、というのもあるかもしれませんが、

とにかく、エネルギーが衝突する感じや、滞る感じというのが最近はほとんどなくなったな、と思います。

こういう「真っすぐ感」というか「停滞しない感」というのは、
企業における急成長がバランスを欠き、多様性を損なう、という問題をはらむのに似て、
自分の視野やキャパを限定してしまうリスクをはらむのですが、

自分が目指すものが明確にあって、それに向けて進んでいるのならば、ひとまず「真っすぐ」「停滞せずに」突き進んだほうがいいんじゃないかな？と思います。

というか、なんとなく40代って人生の佳境ともいうべき時期なので、
そういう時期に入って、
世間話（プラス愚痴）をするためだけのランチとか、
単に楽しいだけ（プラス悪口）の飲み会とか、
そういう人との付き合い方、時間の過ごし方をしていてはいけないような気もしますがどうでしょう。

そういう思いが多分私の中でくっきりしてきたので、取り巻く環境がそんなふうに変わってきたのかもしれません。

こうした時を経て、エネルギー値（総合指数）が高い時期になったとき、
関わる人が増えたときに、どんな世界が展開するのか、ちょっと楽しみでもあります。

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