金烏玉兎庵

貫索星と後天運の消化

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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昨日、「宿命の消化」ということを書きましたが、これは命式に加え、後天運(大運と年運)の消化も含まれます。

後天運に巡る星というのは、命式の日干と大運、年運で巡る干によって算出します。

例えば、日干が「己」の人の場合、今年の干は「己」なので、今年巡っているのは貫索星ということになります。

 

この後天運に巡る星は自分の命式にある星ではないですが、きちんと消化して過ごすとその星の要素を自分の人生に取り込むことができるので、順調に宿命を消化し、人生を発展させていくなら、これを生かすことが望まれます。

 

後天運の星を「人生のBGMのようなもの」といった人がおられましたが、
巡る星の流れというのは人生の流れそのものなので、それに合わせて星の要素をその期間のテーマとして取り組んでいくと、よりスムーズに成長に向かうことができるようになります。

 

ということで、何度か書いていますが、
改めて貫索星から、後天運に巡る星ごとの過ごし方をご案内いたします。

(一日一つの星のペースの予定)

 

★貫索星
自主独立、マイペースに生きるとき。
自我、頑固、独立心、マイペースがキーワードで、その質は剛。
意志が強く、たいへんな努力家の星なので、貫索星が巡ると目標を途中で投げ出すようなことはしなくなり、我慢強く粘り強く取り組みます。
周囲の状況がどうであれ、マイペースを崩すことがなくなるので、周りのペースについていけないということも起こりますが、この時期はマイペースに徹することがこの星の消化の秘訣。
短距離ではなく長距離ランナーとして、確実に目標を達成することを目指すのが貫索星で、たとえ追い抜かれてもマイペースに自分の信念を大切にするのが吉。

なお、過酷な状況の方が力を発揮しやすくなるので、まわりに非難されてもバカにされても、ゆっくり着実に自分の考えを貫くことが大切です。

結果として、まわりから頑固だと思われたり、協調性を失ったり、上司の指示に従わなくなったり、人の好き嫌いがパキッと出たりすることもありますし、
恋愛面では相手の気持ちを考えずに一方的な態度をとることもありますが、
それも貫索星の要素なのでそういう時期として過ごせば良いです。

また、この星が巡ると独立心が旺盛になるため、脱サラ・独立のタイミング。親からの独立も含みます。
あるいは勉強や研究をマイペースに追求するのにも良い時期です。
結果はすぐにでないかもしれませんが、いずれ大きな実りとなります。

 

参考:『チャンスを生かす幸せのリズム』菊池桂子 著

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