歩りえこさんという「旅作家」の方が書いたエッセイが面白かったです。
こちら:https://gendai.ismedia.jp/articles/amp/78819
なんでも、世界94か国を所持金150万円で旅をした、その超貧乏旅行の様子を記した本を何冊も書いている方だそうで、
その旅行記である『ブラを捨て旅に出よう 貧乏乙女の世界一周旅行記』はベストセラーになったのだとか。
ちなみに、なぜ「ブラを捨て」とついているかな?と気になったのですが、
多分、Fカップのグラビアアイドルの方だったので、そのあたりからの切り口と思います。
が、現在は39歳だそうなので、旅作家ささんというほうが良さそうです。
それにしても、そういう「世界貧乏旅行」が出来るのは龍高星がある人だけ。
そして、その「世界貧乏旅行」でもって世の中に登場する、存在感を発揮する、それでもって稼ぐことができるのは、
東方に龍高星がある人だけだよね、と思いつつ命式を拝見してみましたら、
癸丁辛 ★龍胡
卯酉酉 鳳龍龍
乙辛辛 貴禄胡
こういう命式の方でした。
やはり東方に龍高星。
そして、その龍高星が3つもある方。
ちなみに、才能星は西方にある鳳閣星(刻線3)で、作家の才能はこの鳳閣星が光ったからだろうと思いますが、
西方にありながら割と早くに光っているのは、圧倒的な龍高星的体験に支えられたからかな?という気がいたします。
ちなみに、位相法はみていて苦しいような天剋地冲と対冲、そして刑、と散法にあふれた命式。
けれど、こういう散法にあふれた命式の方も、それに応じた宿命を消化していけば、こんなふうに活躍することもできる、
この方はそんなお手本にもなる感じがしますね。
「それに応じた」とは、相応の試練や葛藤を超えてきた、ということで、
Wikipediaなどにはくっきりとは書いてありませんが、こういう命式の方が世に出てくるには、当然に相応の試練や難題を踏み越えてきたはず、と思います。
ちなみに、エネルギー値は121しかない方でもあります。
なんとなく、エネルギー値が200弱の自分が、「エネルギー値が低めだから」と言い訳にして、ガチンコで頑張らずにいたことが恥ずかしくなりましたが、
文筆業でやっていくとか、旅作家として旅をする、ということなら、エネルギー値が121でもやっていけるというのは良い発見でした。
(もっとも、人生全体を見ないことには判断できませんが。)
さて、この方は、北方に龍高星があって他に2つ龍高星があるので、もしこの方が第一子として生まれていれば親剋型になります。
ちょうど、親剋型の条件について先日noteのほうで整理したのですが、
この北方龍高星を含めて3つ龍高星がある場合の親剋型の条件について、
中央が禄存星の場合には親剋型にならない、という考え方はできるか?という質問がありました。
これは、中央に禄存星がある場合、北方龍高星に起因する父親縁の薄さが弱まる、と書いてある本があり、
だとすれば、中央に禄存星がある場合には、その結果として親剋型にはならない、という考え方ができるのではないか?
という質問だったのですが、
私としては、親剋型の条件はそもそもかなり重ために設定されているように思うので、条件に合えば親剋型と考えています。
が、本当にそうなのか?
つまり、親剋型の条件に当てはまりつつ親剋型ではない生き方をしても問題がないのか?
…ちょっと検証してみようと思っています。
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