このところ、位相法の面白さにはまっていて、
身近な人の位相法を見直して検証を重ねています。
そんな中で、気づいたんですが、
巳申という、支合でありかつ生貴刑にもなる位相法の組み合わせは、
いったん「No!」と言ったそのすぐ後で、そのまま「Go!」というような動きをすることが多いように思ったのですがどうでしょう。
例えば、
「これ食べる?」と訊いたら、
「そんなの食べるわけないよ!」と言っておいて、でも気づいたら食べてる、みたいな。
あるいは、
「今から〇〇にくる?」と訊いたら、
「こんな時間からなんてとても無理!」と言われたからその場所を後にしたのに、
なぜかすぐにやってきて、「もう着いたよ、なんで〇〇にいないの?」と怒られる、みたいな。
この例を挙げた人はとても身近な人で、特に最近しょっちゅう一緒にいる人なのですが、
最初の頃は「No!」といわれて素直に引き下がっていたのですけれど、
実際には、本当に「No!」のままで終わることがまるでないことに気づき、
なるほど、「No!」といわれるそれを鵜呑みにしないで、
「No!」をいったん引き取ったうえでスタンバイしておく必要があるんだな、と思い至った次第。
もともと、生貴刑というのは、「目下との葛藤・衝突」が現象化する位相法なので、
目下との関係以外はあまり関係ないという書き方をされている先生方もおられるのですが、
私の感覚としては、必ずしも「年齢的な目下」とは限らないなと思っています。
例えば、人間関係において中心を担っているような人と、オーディエンス的な人がいるとすれば、
そこでは年齢にかかわらずオーディエンス的な立場の人は目下的な存在ですし、
家族において一家の主、あるいは棟梁的な立場の若年の人と、分家の年長者の関係であれば、
その棟梁的な立場の人がしっかりその役目を果たし始めたところから、分家の年長者のほうが目下的な存在として、
そこに生貴刑があれば衝突や葛藤があるように思います。
あるいは、自分がまわりの人を率いていく役割をもつ身強の人というのは、
まわりの人との間で「自分のほうが引っ張っていく」という意識があるために、
身強の人が生貴刑を持つ場合、まわりの人との間で衝突や葛藤がある感じもあります。
そんなことを考えつつ、
その生貴刑であり支合となる巳申の位相法というのは、上記のような現象になるんじゃないかな?と思い至った次第です。
慣れてしまえばどうということはなく、最初の「No!」を受け流しておけば良いのですが、
それと気づくまでは、「???」の連続でした笑
もう少し検証を重ねますが、他の散法と合法の同時成立の場合の位相法のケースでも、同様のことがいえるんじゃないかな?と思っているところです。
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