何気なく生きていると、偶然だと思えることも、
算命学を学ぶことによってそれが偶然ではないことが分かります。
偶然ではない、つまり「当然」であることを知るわけですが、
「当然」である、ということは、それが「必然」である、ということであり、
算命学を学ぶことで、起こることはすべて「必然である」ということが分かるようになる、といえます。
「必然」を知る、というのはとても力強い経験です。
というのも、
「必然」を知ることで、
足場が揺らぐ中で、曖昧模糊とした世界を生きているつもりであったのが、
実は、人生というのが堅固な足場の上に立ち、くっきりとした道筋を歩むに等しいことが分かるということであり、
いってみれば、
世の中に不確かなものなど何もないことが分かる、
世の中で起こる出来事を信じることができるようになる、
世の中で出会うものに価値を置くことができるようになる、
あらゆることは、無駄なものではあり得ないことが分かるようになる、
ということが分かるようになるからです。
もちろん、人により、命式により、
苦しい人生でスタートする人もいれば、ラクな人生でスタートする人もいます。
けれど、
苦しい人生の先には、その苦しみに磨かれた人間性によって発展の道が待っていますし、
ラクな人生の先には、そこに生まれる怠惰な姿勢のために、成長の限界が待っているものであります。
そういう当たり前のことも、
近視眼的に眺めていると、どれもこれも「偶然」と映るもので、
ゆえに、不満を持ち努力を放棄し、どこにも行きつくことのできない生き方へと向かってしまうのですけれど、
多少視座を上げて眺めてみれば、
あらゆることは当然であり、さらには必然であるという悟りに達することができるもので、
それに気づいた人から、日々の努力に向かうようになります。
今が例えば苦しく悲惨な状況にあったとしても、
(というか、人生、誰しもどこかでそういう経験ってありますよね。)
あらゆることが当然であり必然であるということに気づいていれば、それを嘆く必要もないことに気づくもので、
そこから日々の努力を始めることが出来るように思います。
例えば、陽占においては、自然の気の流れに応じた型であるのが良いとされます。
北方
↑(相剋)
西方←中央←東方
↑ (相剋)
南方
つまり、北方との関係や東方との関係は相剋が良いとされているのですが、
これは、目上との関係や世間・社会との関係には難しさがあるのが当然であり、
その難しさの中で悩み苦しみながら、工夫をし知恵を絞って身を処す方法を考えていくことが、
先々、目上を乗り越え、世間・社会で活躍するために必要な鍛練となるからにほかなりません。
これは、先に挙げた、「苦しいことの先に発展がある」ということが、
人生というとても長いスパンにおいて実現することが示されているといえるわけですが、
近視眼的に、目の前のことだけを見ていたら、「悩み苦しむ」ことにばかり目が行って、
うっかり努力を放棄して、「その先の発展」にまで行きつかない、といことにもなりかねません。
こうしてみると、視座高くあることの大切さというのが良く分かるのではないかと思います。
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