このところ、ほぼ一直線で株価が上がっています。
細かく見れば、というか例えば本日などは下がっていたりするのですが、
割と景気よく上がり続けていて、
感覚としては、「素人向きの相場」なのだろうと思っています。
買ってそのまま置いておくだけで、お金がどんどん増えていく…みたいな。
そんな中ではありますが、
一方で、なぜか株に関連するところで借金をし、さらにそれを膨らませている方もいるというお話もけっこう聞きます。
特に、空売りがらみの追証がおいつかず、
クレジットカードでお金を引き出して対応しているというお話が多いです。
ちなみに、一枚や二枚のクレジットカードであれば、まぁかわいいものですが、
噂にのぼる話を聞いていると、片手や両手で効かないくらいのカードを使っての借り入れだというので穏やかではありません。
「ざっと一本、二本は借りてますよ」
…といわれて、きょとんとしてしまったのですが、
「一本」とは一千万円のことらしいので、
軽く一千万円、二千万円はその追証のためクレジットカードでお金を借りているというお話。
こういうことは、人体星図に財の星である禄存星・司禄星があるような人の場合はあまり起こりません。
なぜなら、財というものがどういう性質のものなのか、その財をどう扱うべきなのか、ということが分かっているからです。
一方、財の星がない場合には、多くはありませんがときどきこういうことになる方もいます。
お金というのは、単なるお金の数字でありません。
単なる数字ではないお金とは何かといえば、そのお金を適切に使い、お金と交換にモノやサービスなどを得ていくためのものなのですが、
それを芯から理解できるのは、財の星がある人だけです。
大運など、後天運で身につくこともありますが、
本質的には星図に財の星がない人は、そのことを本質的に理解することは難しいもの。
「お金」というものが国中に流通していなかった時代を想像してみていただきたいのですが、
そういう時代において、大判小判といった「お金」というのは、
今私たちがお金に抱いているイメージを遥かに超える万能感のある存在でした。
今でも、
「お金さえあれば何でもできる」とか、
「お金さえあれば幸せになれる」とか、
考える人は少なからずいますけれど、
その「お金」というのを見たことも触れたこともなく、
単に、その「お金」によって得られるもの、着物やら食べ物やら、あるいはそれによって得られる地位やら(賄賂として使われた場合など)というのを伝え聞くだけの人たちからすると、
今私たちが思う以上に、「お金さえあれば」という思いを抱いただろうと思うのですが、
そういう時代において「お金」を見たことがないような人がとんでもないことをしでかす…
財の星がない人がお金に拘ると、そういう「とんでもないこと」をしでかしたりします。
では、財の星がない人が資産を運用するときにはどうすれば良いかといえば、
大人しくプロに任せるか、
そうでなければガッツリ勉強して、自己流ではなく、ロジカルに取り組んでいく必要があるだろうと思います。
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