天中殺中のオッケーなこと🙆♀️ダメなこと🙅♀️を整理しておきます。
○恋愛
単なる恋愛だけならオッケーですが、ともに未婚の場合、結婚を前提とするのうまくいきません。
国際恋愛や女性が年上の恋愛、どちらかあるいは双方が再婚の場合の恋愛は最も禍が出にくいものといわれます。
○お見合い
単なるきっかけなので問題はないですが、結婚を前提として付き合う旨の意思表示は天中殺が明けてからのほうが良いです。
○デート
デートは問題ないですが、2人きりで過ごすと仲違いしやすい時期です。
天中殺年というより天中殺日を意識してそのデートを避けた方が平和に過ごせます。
○婚約・結納
結婚の準備段階、あくまで途中経過なので天中殺の禍はありません。
○結婚
天中殺期間の結婚は避けた方が良いです。
どちらかの天中殺中に結婚すると子供に宿命中殺が現れる傾向にあります。
また、子供ができないか女の子2人までであれば目立った禍は出ませんが、男の子や女の子3人以上できると6年目から天中殺の禍が出て、そこから14年目まで苦しむことになります。
但し、子供がその間に独立すると禍が弱まります。
もし既に天中殺で結婚している場合は、夫婦のどちらかが家に居着かない、単身赴任などで家にいない状況であれば禍は出ません。
天中殺中に結婚しても結婚生活を維持できる場合もありますが、その場合は子供が宿命中殺をもって生まれ、平穏に過ごせない質を持ちます。
○出産
両親ともに同じ天中殺でその時に出産すると、両親もの縁の薄い子供となります。
親との一体感が出来にくい子供となり、早くに家を離れ家族との縁が薄くなります。
母親が天中殺のときに生まれた子供が男の子であれば問題ありませんが、女の子の場合は母親離れしにくい娘になります。
その場合は、10代の早い段階から母親との距離を取ることが必要です。
そうでないと18歳くらいから問題が出始めます。
父親が天中殺のときに生まれた子供は男の子の場合に禍があります。
別の仕事に進めば問題ないですが、家業を継ぐ後継者の場合、父親を超える子供にはなりません。
改良法は子供の頃になるべく父親との接触を多くしてその父親が厳しく子供を育てること。父親にしか出来ない精神教育を子供に授けることが必要となります。
○同棲
天中殺期間中の同棲はダメではないですが長続きしません。
できれば、一度別れて天中殺が明けてから結婚するのがベターです。
天中殺が明けてから新しいスタートを切れば問題ありません。
○離婚
天中殺中に新しく創造的なことをするのはNGですが、壊すのは問題ありません。
離婚も問題ありませんが、離婚にかかる交渉は難航するので弁護士などを立てた方が無難です。
○浮気
天中殺期間の浮気は露見しやすいので注意しましょう。
浮気の良し悪しは別にして、続ける場合は家族や身近な人に心配りをし、また当事者同士も心の余裕を持って接することが大事です。
…….
ざっくり書き出してみましたが、
天中殺期間中に最も禍が出るのは欲を持って動くときです。
その場合は相当悪い影響を覚悟する必要があります。
無欲に、誰かのために、何かのために、
自分のエゴではなく大義名分のもとに自分を従として在れば大きな禍は出ません。
自分が世の中の「一部」であるという意識、
自分が「誰かのための存在」であるという意識、
自分が「世の中に役立つための存在」であるという意識を持って過ごすことが望まれます。
天中殺期間というのは、
基本的には休息期間、
次の10年のための準備期間なので、
「自分」を前面に出すような行動や活動、考え方というのは粉砕されます。
前回の天中殺でうっかり結婚しようとして、
それもけっこう「自分の利益」になるような結婚をしようとした結果、
驚くような事件のオンパレードの末に見事に粉砕された経験をもって書きますが、
天中殺はなめてかかるとえらい目にあいます。
ということで、
現在天中殺中の戊亥天中殺の方、
来年から天中殺期間に入る子丑天中殺の方は十分に心してこの期間を過ごされることをお勧めいたします。
参考：『天中殺 開運の書』高尾義政著