人生というのは、
自分が尊敬する人や自分に影響を与えた出来事、
あるいは心を動かした事物や歴史上の人物などをオマージュするようなもので彩っていくと、
自分が望む方向へ、確実に導かれることになるのだろうと思います。
一方で、
自分が濁りを感じる人や厭わしく感じる在り方の人物、
あるいは気持ちが落ちたり重たく感じるような出来事というのは、
きっぱりくっきり線を引いていくことが、自分の方向性を揺ぎ無いものにしてくれるようにも思います。
このあたりは、
陰占の命式の構成にもよるので、万人にそういう在り方が当てはまるとは思いませんが、
私にとってはそういう在り方・選択、そして関係の線引きの仕方が有効であるように思います。
エネルギー値が低いような人は人間関係の摩擦への耐性がないので、無駄に人間関係を広げると疲弊します。
あるいは、調舒星があるような人も、その完全洩気の性質から、余計なことにかかずらうと、
本質的に大切なところでエネルギー切れになったりします。
…なので、意識的に人間関係の範囲や活動の幅というのを広げないようにしています。
本日は4月1日、清々しい一年の始まりを迎えつつ、
これまでの一年で、私からくっきり関係を断った人、静かにその人から離れた人、
相手からくっきり関係を断たれた人、静かに私から離れていった人、
…について考えていました。
面白いことに、
自分が望んで関係を作った人や望まれて関係が出来た人よりも、
自分から離れた人や相手から離れていった人のほうが、
自分というものの輪郭をはっきり認識させてくれます。
自分から離れた人は自分の価値観を鮮明にしてくれたありがたい人、
それは無理、という自分の生きる世界の境界をくっきりさせてくれた恩人です。
相手から離れていった人は私に教えを残してくれたありがたい人。
言葉を超える絶対的な教訓をその無言の行動で示してくれた恩人です。
自分から離れたにせよ、
相手から離れたにせよ、
基本的に、その道が再び交錯することはないだろうと思います。
なぜなら、
過去に後ろ髪をひかれることは退化につながるものですし、
そもそも「起こることはすべて正しい」ので、
自分にとっても相手にとっても、
その離別には意味がある、その意味を自分の糧にしていくことこそが望まれるあり方であると考えるからです。
それでも、人生のひと時、それが何年か、あるいは何か月かであったとしても、
この1億2千万人の人がいるこの日本で、
もっといえば、75 億人の人がいるこの地球で、
関わる事が出来た、
そのことには尊い意味があり、そのことに耳を傾けることは有意義であろうと思っています。
命式に応じて素直に生きるということの先には、
避けがたい離別というのが少なからずあります。
よって、離別は起こるべくして起こるものとしてコントロールする必要があり、
その離別のコントロールも含めて人生の処世術であると考え備える必要があります。
有意の人生設計をする、ということにおいて最も大切なのは、
その離別のコントロールなのではないか?
そこに算命学を活用するという視点もしっかり持つべきではないか?
…ということを、年度初めの4月1日、散りゆく桜を眺めつつ考えました。
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