強運ですね、といわれると、いかにも幸せなようですけれど、
「強運」というのは孤独と背中合わせなものであり、
その孤独に耐えうる人でなければせっかくの強運も活かすことなくつぶれてしまうということが往々にしてあります。
これを言い換えれば、
「強運」といわれる要素を持っていたとしても、
その孤独耐性がなければ、強運を活かすのが難しい、
あるいは、孤独耐性がなければ、強運によって得たものを維持するのが難しい、ということです。
例えば天将星という星に象徴されるトップの座というのは孤独がつきものですが、
その孤独の座に耐えうる体制がなければ、そのトップの座を維持することは難しいもの。
あるいは四鎮貴格などは高位高官にのぼるといわれる格ですが、その本領を発揮して大いなる引力を発揮すると犠牲を出すことにもなり、
結果として自分は孤独になるわけですが、それに耐えらうる耐性がない場合には、そもそもその四鎮貴格が発動しないということもあります。
(=親兄弟とぬくぬく過ごして宿命を活かさなければ結果として「発動しない」ということになりますね。)
さて、こうした「強運」とそれにより得た成果・結果を維持するために必要な「孤独耐性」をどこで見るかといえば、調舒星の有無で判断します。
調舒星は「孤独の星」といわれ、三奇星でもあり、批判精神旺盛な完ぺき主義の星、
また大運などでめぐれば、結婚には向きにくいといわれることもあり、
あまり好きではありません、とうい方も少なからずおられるのですけれど、
例えばスポーツの個人競技において長くトップに君臨しているような人というのは、たいていこの「孤独の星」調舒星を持っています。
トップ選手というのは見るからに孤独な背中をしているものですが、
並み居るライバルを蹴落としてその位置にいるような人たちというのは、当然に孤独耐性がなければその座を「維持し続ける」のは難しいものでもあり、
トップになるだけなら別に孤独耐性がなくてもなれますけれど、
そのポジションを長く維持するなら、やはり孤独に耐えるための調舒星は不可欠であるように思います。
実際、
体操界の“生きるレジェンド”と呼ばれる内村航平さんは南方に調舒星がありますし、
オリンピックでの二度の金メダルをはじめ、圧倒的な強さを持つ羽生結弦さんは、星図にこそ調舒星はありませんが、
2014年、ソチオリンピックで金メダルを取った年から大運で調舒星がめぐっています。
そして、今回、マスターズで日本男子初優勝を果たした松山英樹さんは、
2013年のプロ転向以前からトップゴルファーとして活躍してこられた方ですが、この方も北方と南方の二か所に調舒星がありますね。
ちなみに、前に存在感をもって活躍している女性政治家は石門星ではなく三奇星がある、ということを書きましたけれど、
女性政治家というのもやはりそのポジションというのはボーイズクラブの中にあって孤独なものなので、
調舒星なしにはそのポジションを維持するのが難しいのかもしれません。
そう考えると、あまり歓迎されない感じもある「孤独」というもの、その価値と大切さが、
よくわかるのではないかと思いますがどうでしょうか。
あるいは、
ぬくぬく同じような人と日々つるんでばかりいるとか、互助会的につながるのかいうのがあまりよくない、ということが伝わるかな、と思います。
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