ときどき、ふと思い立って自分の生活に取り入れるべきものをあれこれ見直す、ということをしています。
最近は、ルーティンが確立されているので、あまりそのルーティンを変更するようなことはしないのですが、
長く継続しているルーティンな生活、
いちおう自分的には「洗練されたルーティン」と思っているのですけれど、
定期的にその中で不足しがちな要素を見直し、それを折り込むようにして、
「進化・成長に向かう仕組み」としている次第。
先日、「お金と財の違い」についてnoteに書いた際にも触れたのですが、
人間、いくつになってもどんな地位にいても、どれだけ財産・資産を持っていたとしても、
生きていくなら「進化・成長」していく、その進化・成長を恒常的に目指すことは不可欠です。
さて、改めて織り込んだのは、「感謝」です。
自分的にルーティンにしているつもりでも、日が経つうちにだんだん疎かになり、
気付いたら、「足りない!」と気づくのがこの「感謝」。
「感謝の心は、たゆまぬ教養から得られる果実である。
それを粗野な人々の中に発見することはない。」
…とは、イギリスの文学者、サミュエル・ジョンソン博士の言葉ですが、
たいてい、そういう「足りない!」と気づくときの自分というのは、どこか粗野である気がします。
これは、自分を取り巻く人たちが、自分の数段上のレベルで教養深く、感謝を大切にしていて、
相対的に自分の「感謝」をする、その水準が低いために=相対的に自分が粗野であるために、
「あ、感謝が足りない」と気づく、という面もあります。
算命学では、「感謝を忘れがちな要素」というのがいろいろあります。
例えば、
中殺があるような人は、「安定的な居場所」に身を置いていると、
その「安定的な居場所」を構成する人たちに対する感謝の念を感じがたい傾向にありますし、
人体星図において比和の方向の存在に対しては、
感謝をするより張り合う傾向のほうが強いように思います。
このことは、
中殺がある人がずっと実家にいると、親への感謝を抱きがたいこと、
北方と中央が比和の場合、上司であっても対等な目線で対峙しがちである(その結果として生意気だと思われる)ことなどを思い浮かべれば、
理解しやすいところと思いますがどうでしょう。
実は私はこの2つの両方に当てはまっているので、
定期的に、意識的に「感謝」への取り組みを見直しています。
面白いな、と思うのは、
この「感謝」の取り組みを見直すたびに、自分を取り巻く環境、身の回りにいて関わる人たちの水準が上がっていること。
「水準が上がっている」というのは、
自分が自分らしく、心地よく、気分よくいられる水準が上がっている、という意味で、
自分が新しいことをしようという自由な気持ち、積極的な気持ちでいられる、
それをエンカレッジしてくれる水準の高い人に囲まれるようになっている、
…ということですが、
プライベートでは合わない人とは付き合わないので当然ではあるものの、
人を選ぶことができない仕事、職場においても、その水準が上がっていて面白いなと思います。
一つ、中殺のある方へ面白いお話を書いておきます。
私の人生におて「最もひどい目に遭った上司」というのが2人いるのですが、
(「2人」と「最も」は両立しない、という指摘はナシで)
その「ひどい上司」が登場したのはいずれも、ある種の「安定」を手にしたタイミングでした。
「安定」というか、その職場に寄りかかろうとした、というか、その会社からの収入に頼って生きていこうとしたというか。
会社員ならある意味それは当たり前なのかもしれませんが、
中殺があるような人が、そういう生き方に向かうとあまり良いことにはなりません。
そのことを教えるかのように、
自分の人生を会社に預けることを戒めるかのように、
その生き方は中殺のある人間には向かないことを厳然と示すかのように、
…登場したのがその「ひどい上司」2人で、
本当に、今の時代なら労基に通報したら間違いなく処分の対象になったであろうほどひどい上司だったのですが、
心の中で、彼らに感謝する、ということができたとたんに、人生がいっきに改善し始めました。
人生の仕組みって、本当に面白いです。
中殺のある方はもちろん、ない方もきっと面白い効果があるのでぜひお試しくださいませ。
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