宮迫さんの会見、
まぁ失敗だっただろうと思います。
宮迫さんを擁護する声も多いようですし、
吉本にも問題がなかったわけではないですが、
今回の一事についていえば、
ほぼ100%悪いのは宮迫さん。
だって悪いことをした上に嘘をつくとか、まっとうな人間のやることではありません。
芸人とはいえ、事務所に属す組織人としてありえません。
…にも関わらず、
今回はその悪いことをした人が、
その罰が厳しすぎると会見をして雇い主を攻撃したわけで(体裁は別にして本質は攻撃です)、
宮迫さんの行動というのは、
いってみれば革命、下克上の動きです。
革命や下克上が尊ばれる時代というものあるのですが、今はそういう時代ではありません。
反社組織と付き合いがあった上に、
リスク管理に支障が生じる局面で嘘をつき、
さらに叱られたら謝るどころか大声で騒いで攻撃する、
そんな芸人、事務所も雇いたくないだろうし、テレビだって怖くて使えません。
今年は己亥の年で土剋水の星回り。
庶民が権威を剋すとか、
従業員が上司を剋すとか、
あるいは財が知性を剋すとかの意味ですが、
れいわ新撰組の躍進や宮迫さんたちの吉本へのある意味での反乱というのは、
まさにそんなイメージの出来事です。
なので、こうした出来事は自然の流れではあるものの、
相剋というのは剋されたほうが傷を負うばかりではなく、剋したほうも無傷ではいられないのが常であることを考えれば、
やはり宮迫さんは今後厳しいんじゃないかな?と思います。
来年は庚子の年、陽の水性(権威や目上)の強まる星回りでもあります。
なお、宮迫さんのただいま現在の位相法では大運、年運では目立ったインパクトはないのですが、
壮年期の従星が天報星でいらっしゃるので、これを機に生き方が大きく変わるということもあるかもしれません。
実際、宮迫さんの壮年期は、
病気の問題や不倫の問題など、
これまでも生き方を変えることを天に促されているような出来事が起こっています。
そうしたことを経ても変えずにきたわけですが、
その結果、だんだんとその天の声が大きくなってきている印象です。
最初は促される程度の出来事であったのが、
「強制的に生き方を変える流れ」
「生き方を変えざるを得ない出来事」
に、起こる出来事のトーンが上がってきているような。
壮年期の身弱星は生き方における柔軟性が望まれます。
無理をして現状にしがみつくと、
家族の崩壊や心身の不調につながります。
加えて宮迫さんは日干支と年干支が律音している宿命律音の人。
二度の人生を生きるべき人です。
なんとなくお笑いだけでなく俳優業でも活躍されているので、それで二度の人生を消化されているように思っていましたが、
こうして様々に問題が起こるということは、
それでは二度の人生の消化にならず、
芸能界以外の世界に二度目の人生を見つけるべきということなのかもしれません。
起こる出来事というのは、
天からのメッセージ。
うまくいかないときというのは、
真摯にその意味を内省し、
こだわることなく柔軟に対応することが大事です。
ちなみに、
私も壮年期に天報星があります。
宮迫さんの例を教訓に、現実にこだわることなく柔軟にあろうと思います。