今日で締め切られた「韓国のホワイト国除外」についての意見公募、9割以上が賛成だそうです。
この韓国🇰🇷のホワイト国の除外について、
いつから検討していたか分かりませんが、周到に準備を重ねてきたことが分かります。
参院選前から意見を公募し、参院選の直前にテレ東で98%賛成のニュースが流れたため、
初動において韓国寄りの野党すら表立って異を唱えることができなかったことも、恐らくは計画通り。
韓国は確実にホワイト国から除外されるのだろうと思います。
98%とか9割以上とか、
まぁふつうの世論調査ではまず出てこないですが、
敢えて意見を表明するのは当然、明確な反対意見を持つ人が多くなるのでこうした数字になるのも納得で、
こうした数字を前にすれば、たとえ左寄りのメディアであってもなかなか反論するのは難しくなります。
安倍さんには算命学のブレーンがついているといわれますが(というか、歴代の要人にはたいてい東洋思想の大家がアドバイザーとしてついているものですが)、
この韓国のホワイト国除外を東洋思想的にいえば、
孫子の兵法にある「近攻遠友」の実践です。
マキャベリも『君主論』において「隣国を助ける国は滅びる」と書いていますが、
外交における基本は隣国は攻める対象であって仲良くするものではありません。
他国を見ても、
隣国とは緊張をはらむもの。
その意味では、先日のG20のときに日米印の首脳会談を行い「開かれたインド太平洋」実現を提唱してましたが、
まさに孫子やマキャベリの外交論を着実に実践しはじめたといえます。
ちなみにホワイト国として指定されているのは27ヵ国、
アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、カナダ、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、ハンガリー、アイルランド、イタリア、 大韓民国、ルクセンブルク、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、イギリス、アメリカで、
隣国で指定されているのは韓国だけ。
中国はまぁ分かりますが、親日家が多いことで知られる台湾ですらホワイト国指定されていないことを考えれば、
韓国のホワイト国指定はかなり異質です。
とはいえ現在韓国は日本にとって第3位の貿易国であり、そこに切り込むことは日本経済にも少なからず影響があり、当然政府もそのことは承知のはず。
こうしてみると、
韓国との関係の見直しについてもかなり前から周到に準備を重ねてきたことが伺えますし、
孫子の兵法の実践に向けて、
並々ならぬ覚悟があるということなのだろうと思います。
時代論でいえば日本は2017年から陽の時代に入っています。
陰の時代は国が苦しいときなので、外交においても守りの時期。
戦争なども避けるべき時期で、周辺諸国との関係は可能な限り穏便に運ぶべきとされます。
一方、陽の時代になると国に勢いが出てくるので対外的にも強気になり、戦争が起こるのもだいたいこの時期。
その陽の時代は改憲されなければ15年〜20年くらい続きます。
今の時代、物理的、軍事的な戦争に向かうことは現実的ではないですが、情報戦争や貿易戦争という形ではくっきりはっきりそうした動きが見られるようになります。
この問題、案外と長引くかもしれません。