※ちょっと政治色の強い内容になります。
「起こることは全て正しい」
というのが私の信条としてあります。
起こったことにしのごの不服を言ったりとか、愚痴を言うのは潔くないことで、
起こったことから何を読み取るか?
ということが大切だろうと思っています。
その意味では、
自民党が一定の勝利を収めたものの、改憲に必要な議席を確保できなかったということは、
おそらく改憲はすべきでない、
ということなんだろうと考えます。
算命学的に、
改憲があると国の運命が一旦リセットされて、
再度、一からその運命が年を刻み始めると考えます。
例えば、
今は経済確立期(大資本や大手企業、民間の金持ちが潤う時期)で、
2027年からは庶民台頭期(中小企業や個人が潤う時期)なわけですが、
改憲があると改めて動乱期(下克上の時期、1997年からの混乱の時期、あるいは前後の1947年からの混乱の時期と同様の社会)になるわけで、
日本の社会はそれを望んでいないからこそ、改憲に不足する議席数という結果になったんだろうと思います。
考え方はいろいろありますが、
個人的にはようやく巡ってきたこの経済確立期をしっかりと謳歌できる今回の選挙結果は日本にとってよかったんだろうと思っています。
この人が落選するのか、
という人が、
何人か落選しました。
二之湯さんもそうですが、塚田さんなども、当選しても不思議ではなかったと思いますし、
他にも自民党の人が僅差で敗れた選挙区がいくつもありました。
私の個人的な、そして勝手な考察を述べれば、改憲を望まない国の機運が彼らの落選につながったのではないか?
と、考えています。
衝撃的だったのは、れいわ新撰組です。
山本太郎さんは、今回自分を落選させても2人の特定枠候補を当選させました。
今年山本さんは西方に納音が巡っているのですが、西方納音には因縁解脱の意味があります。
何か手ひどいことをそのタイミングで経験することで、
因縁を解脱し、改めて自分本来の道へすっきりと向かうことが出来る
そんな意味です。
ネットに転がっている記事を読めば、
山本さんはここで落選するのは織り込み済みで、
本人は衆院選挙に出ることをもともと企図していたということも言われていますが、
自身の落選により納音を消化して、
次に向かうのだとすれば、
これは今後さらに大きなインパクトを与える動きをするかもしれません。
これが計画的であったのかどうか分かりませんが、
接運(+天中殺、納音)にあたる今の時期(しかも次の大運は忌神巡り)に自分がエゴ丸出しで特定枠を使っていれば、
あまり良いことにはならなかっただろうと思います。
それを上手に自分を下げてコトを遂行したのはあっぱれというばかり。
ちなみに私はまったくこの人を支持していません。
既存の社会秩序の中であくせく頑張ってきた人は多分ふつうは支持しないように思います。
こういう動きは下克上、
皮肉なことですが、改憲が成った場合にその後の10年において活躍が見込まれる人たちです。
それでも、
今の安倍さんの自民党を右の極だとすれば、
山本さんは恐らく共産党よりさらに左の極(共産党はなんだかんだと言いつつ“組織”である、という意味で)。
右の極が肥大化すれば、
いずれ左の極も力を得ることになります。
まだ極めて小さな極ですが、
自民党の動き次第では、大きな極になりうるのかもしれないな、と思いました。