私の仲良しな人が少し前に部長昇格されました。
上司に媚びるタイプの人ではなく、
昇格のために躍起になることもなく、
それよりも、
自分が素晴らしいと思う人やすごいと思うものを大切にし、
私心に歪むことなくまっすぐで、
多くの人とフラットな人間関係を築き、
そこからまわりの人たちの魅力を引き出し、様々なものを生み出していく。
彼の同僚が、
「あの人が部長になるとは思わなかったけど、あの人を部長にする組織は捨てたもんじゃない」
というようなことを言っていて、
また別の共通の友人は、
「部長になったって知らなかった!」
と言っていたりもして、
この人は自分の目指すことの先に昇格した稀有な人で、
それを自分から自慢したり誇ったりしない、真に尊い人なんだな、
と思ったりしました。
この人のそばにいると、
人生で本当に大切なものは何か?
ということを見誤らない感じがあります。
戦後日本の社会では、
幸せは物やお金銭をどれだけ持っているか、
どんなステータスにあるか、といったことで
計られる時代でしたが、
戦後から70年以上を経過した今の時代、
お金やモノ、ステータスではなく、
(品位を保つなどの意味である程度は必要であるにせよ)
真の幸福は目に見えないものであり、
出来るだけ自分のやりたいことをやり、
本当にやりたくないと思うことはやらずに、
誰かできる、やりたい人に任せ、
自分の道、やりたいことをやって生きていくことが大事だなぁと思います。
※一部ワタナベ薫さんのオフィシャルブログより引用
https://ameblo.jp/wjproducts1/entry-12494486861.html
目指さなくても、
結果として得られるお金やモノ、ステータスというのがあり、
目指すと歪む感じもあります。
先日、私にしては珍しく、
「この人は抑えておかなければなのでお誘いする」ということをしたときに、
「それは歪むからダメ」
と指摘を受けました。
自分の道に振り切ってとんがっているつもりでしたが、まだまだだな、と反省しました。
振り切ってとんがり続けるのは勇気と忍耐力がいります。
しかし、振り切ってとんがり続けていると、とてもコアなところで共鳴できる人に出会えたりもします。
そんな未来が見てみたいので、まっすぐに、しっかり精進していこうと思います。
私にとってはその道標が算命学であり、
そういう「自分の道」を目指す仲間が増えるといいな、という思いもあります。