金烏玉兎庵

「精神性の高さ」についての考察②

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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昨日の続きです。

「精神性を高めると、天中殺や対冲などの禍を受けにくくなる」

…といわれるときの、

「精神性を高める」というものの一つに、
世の中の人と調和的につながることが挙げられるのではないか?

…ということを書きました。

なぜなら、
自分が不調和の中で生きている場合
=狭い世界、他人と分断された世界に在る場合、

自分に起こる天中殺なり対冲なりのエネルギーは、
自分の在る狭い世界においてしか顕現されることができないから。

自分が調和の中に生きていれば、
=多くの他人とつながる広い世界、他人とかかわりあう世界に在る場合、

自分に起こる天中殺なり対冲なりのエネルギーの行き場が、
自分のまわりに限定されず、自分を取り巻いて広がっている世界、遍く広がる世界にあり、

身近において発露される場合には限定された鋭いエネルギーとして現れるその禍のエネルギーが、広い行き場を得ることで、

遍く広がる世界に薄く広く発露の場所を得ることにより、身近ではない場所において顕現されることもあると思われるからです。

なお、この「狭い世界」か「広い世界」か、ということについて加えると、

例えば、寄付をするとか募金をする、神社にお金を納める、というのは、
寄付や募金、神社へのお賽銭などは、「広い世界」につながる一つの手段なのではないかな?と思います。

なぜなら、それは、
「自分のコントロール下にある狭い世界へのお金の投与ではない」
「自分の身近なところへのお金」ではないので、
「広い世界」との連絡として機能するように思われるさらです。

ある程度お金があるような人は、
苦しいことがあるにせよ、
それほど差し迫った出来事に遭遇することはないものですが、

これは彼らが、
機会さえあれば寄付や募金、神社へお金の納付をしていて、
その寄付や募金などが調和のエネルギーをつくり、
それが広い世界につながることに作用し、
身近に禍が起こりにくくなっているからではないか?

…と思うのですがどうでしょう。

あるいは、もう少しわかりやすい「調和の作り方」を挙げれば、

散法の仕組みが分かったうえで、
その対立するエネルギーや干渉するエネルギーの存在と、
意図的に円満な関係を築く、調和的にコミュニケーションをとる、
…というのでも、その「調和のエネルギーをつくる」ということができるように思います。

これは例えば、
いつもイラっとする相手の長所にフォーカスしてコミュニケーションをとるとか、
キライな相手や苦手な相手の長所をとらえて関係を改善するとか、
…そういうことを言っています。

そういうことに努めていると、
例えば旺気刑などのタイミングでは、それなりにドキッとするようなことはあるのですが、
ダイレクトに自分に生活を干渉したり拘束したりするような出来事は起こらないように思います。

これも、散法のエネルギーをうまく逃がす、ということなのですが、

こうした調和に向かう在り方、
うまく散法のエネルギーを逃がす在り方は、

結論の部分、
つまり、

寄付や募金やお賽銭をたくさん拠出する
嫌な人の良いところにフォーカスする

と、いうのは成功本などに既に書かれていますけれど、
その仕組みは上記のように出来ているのではないか?

…と、考えた次第。

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