金烏玉兎庵

国会議員になれる命式??

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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国会議員になるような人は特別な命式なのか?
そして、国会議員が議員として大成するには何が必要なのか?
ということを考えています。

 

「魔の3回生議員」の1人に、
1974年生まれで
開成→東大→大蔵省→ハーバード留学→アメリカ大使館出向→政界へ
という絵に描いたようなエリートで、
大学1年のときから付き合っていた人と12年の時を経て結婚されている堅実な人がいます。

 

同じく「魔の2回生議員」で3回生になれなかった同じ1974年生まれの元議員に、
桜蔭→東大→厚労省→ 在ジュネーブ国際機関日本政府代表部→政界へ、
という女性がいて、

 

この2人をサンプルに考えているのですが、
眺めると、大運の巡り的に国会議員になる機運というのがあったんだな、
ということは分かるものの、
命式そのものに特別な感じはありません。

 

世の中の表舞台で生きていけそうなピカピカの経歴ではあるのは確かですし、

「世の中の美味しいところを独り占めしているような人」とか、
「悩みない人生の成功者」とか、
まぁさらりと見れば思いそうではあるものの、

 

後者の方の元議員は実は秘書への暴言暴行により立場を追われた女性であることからすれば、
そうした経歴だけで、必ずしもそんな円満な人生を歩めるわけではないことが分かります。

 

前者の方はどうかといえば、
活躍が期待されたところで一度転んでいて、
転んだこと自体は致命的ではないものの、
見る人によっては要所を任せられないという評価がされそうで、
多分総理が変わらない限りこの人が日の目を見ることはないだろうという気がします。
コツコツ挽回していけば分かりませんが、今のところその芽はなさそうです。

 

開成や桜蔭から東大に行くタイプの人たちというのは、その多くが「それが当たり前」な家庭環境や教育の中でその道に「自然に」進むので、
彼らの世界ではそれは「特別なこと」ではなく、
そこにはある程度の達成感はあるかもしれませんが、多くの場合、通過点でしかないので、
それだけをもって「成功」と考える人は稀です。

 

そうした経歴をもって「何を成し得たか?」ということが大事であって、
何も成し得なければ、
本人にとってはその経歴が重荷になることもあります。

 

さすがにこの人たちが、
暴言暴行の元議員が週刊誌に書かれたような
「そういう世界においては凡人で、
官公庁にあっては落ちこぼれに類される人」
であったとは思わないものの、
その経歴だけで「国会議員として輝ける」と断じるのは早計だろうと思います。

 

ちなみに、
大政治家になりそうな命式といえば、
中央の石門星と壮年期の天将星の組み合わせが有名ですが、
この2人はどちらもそのセットを持っていないですし、
その組み合わせを持つ人が必ずしも大政治家になるわけでもありません。

 

冒頭の「国会議員になるような人は特別な命式なのか?」
ということに戻れば、
単に「国会議員になる」だけであれば、
相応の経歴があって大運のめぐりがよく、アクションを起こせばなれそうです。

 

ただそうして議員になった人が議員として大成するかは別の話。

 

大政治家といわれる人の歴史を紐解くと、
たいてい言葉に尽くせない悲惨な話や辛酸を舐めた話が一つや二つは出てくるものですが、
結局のところ苦労をした人ほど成功する、
それは国会議員といえども同じで、
その意味では苦労は求めてでもやるものだということなのだろうと思います。

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