金烏玉兎庵

寅卯天中殺の人は早めの結婚を。

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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寅卯天中殺の人はエネルギッシュでパワフルな人です。

 

申酉天中殺と同じく、
現実世界のメインステージで活躍しますが、寅卯天中殺の人はフロントではなくバック。
新たなものを生み出すというよりは既存のものを発展させ、遂行していく役割です。

 

申酉天中殺が西方が欠けていたのに対して、寅卯天中殺は東方(母親、兄弟、友人や仕事仲間など)が欠けます。

東方が欠けるので西方に向かい、
配偶者との関係は円満、また自分の同志ともいえる人たちとは強い絆で結ばれることができます。
よって、本人も早くに結婚することを望みますし、結婚することで運気が安定する人でもあります。

 

但し、自分の母親や兄弟との関係は摩擦や対立が生じがちで、
取引先とか職場の同僚、ふつうの友達との関係においても試練が多くある傾向です。
また、新しいものを受け入れる入り口である東方が欠けるので、視野が狭くなり、ときに言動が無神経と受け取られることもあります。

 

一般的に、
若いうちは東方の関係に目がいくものですが、歳を重ねるにつれ自分の理解者、同志、配偶者などの存在が身近に備わってくるものなので、
歳を重ねるにつれて安定感が増し、気分は楽になり、活躍できるようになりすます。

 

東方への拘りを手放せた人から、
西方での活躍に集中できるようになります。

 

様々な場所での活躍や、
新たなものを創り出すことを目指すのではなく、
自分の同志とともに取り組むことや、
既に構築された物事をより良い形でスケールアップさせたり、研究して掘り下げていくような仕事にむきます。

 

申酉天中殺と寅卯天中殺。
いずれも現実社会で活躍する人たちですが、
申酉天中殺が華やかさを持つのに対して、寅卯天中殺はある面では地味で堅実。
申酉天中殺が配偶者や同志が欠けるのに対し、
寅卯天中殺は血縁者(母親や兄弟)が欠け、
どちらにしても現世における苦しみに裏打ちされた活躍になります。

 

言い換えれば、
現世で活躍するということは、
そういう欠けによる苦しみという代償を伴うという言い方もできます。

 

こういう欠けというのは、
その生まれにある限り避けることができないものなので、その特徴を理解しておくと無駄に悩むことなく、対策を講じて過ごすことができます。

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