「好き」シリーズ、もう少し続けます。
算命学というより、風水寄りですが、
東洋思想の考え方、
古代東洋の人たちの考え方に通じます。
ここまで、
・「自分を好きになる」と安定するということ
・自分の住所や名前のルーツを探ってそれを好きになることが「自分を好きになる」ことにつながる
ということを書きました。
今日は、
「自分を慈しんでくれる街」
「自分を応援してくれる街」
…に気づいてその街を好きになる
ということを書きます。
少し長く生きていて、
ある程度敏感な人なら、
「いいこと」が起こる場所、
「悪いこと」が起こる場所、
いうのもあるのを知っていると思います。
あの街では大きな契約が連発する、とか、
あの街ではいい仲間に恵まれる、とか、
あの街では引き立てを得られやすい、とか。
街にも五行の気が流れているので、
自分と相性の良い街では良いことが起こるし、
自分と相性の悪い街では悪いことが起こる傾向にあります。
大抵の人は、
そういうことを「なんとなく」気づいてはいるけれど、
それを「行動の指針」にまで落とし込むことはしていません。
でも、
自営業とかスポーツ選手、芸能人など、
言ってみれば運気がダイレクトに現実に跳ねやすい人たちはけっこう意識していたりします。
俗に言う「験を担ぐ(げんをかつぐ)」というやつです。
丁寧に振り返ると、
けっこう傾向が分かって面白いので、
書き出してみると良いです。
例えばA4サイズの紙を二つに分けて「いいこと」の場所と「悪いこと」の場所をプロコンリストみたいに挙げていきます。
複数の出来事がある場合、同じ地名が何度も出てくることになるのですが、
気にせず全部書き出します。
それを眺めてみると、
割とパキッと傾向があることに気づくんじゃないかな?
と思います。
ちなみに、
よく「宝くじが日本一当たる店」として西銀座チャンスセンターに宝くじを買いに行く人がいますが、
銀座と相性が悪い人がそこで宝くじを買っても多分当たりません。
西銀座チャンスセンターが日本一なのは、日本一たくさんの人が宝くじを買いに来る人がいる、
その中の西銀座と相性の良い人が当選していった、というだけのことなので、
自分と場所の相性を無視して、「当選」という現象だけを追っても甲斐はありません。
※元々の相性に加えて、
後天的な相性(方位とか)もあります。
自分にとって相性の良い街をピックアップして、そのデータが蓄積されてくると、だんだん初めて訪れる街でも、
そこが相性が良いか悪いか分かるようになります。
引っ越すとか、
転職するとか、
オフィスを構えるとかいうときは、
利便性や評判に加えて、
そういう視点を織り込むと失敗がないように思います。
「ろくなことが起こらない」
という場所でも、
ルーツなどを調べて愛着や信頼を育めば相性が良くなることもあります。
が、土地の場合、
そもそものルーツにいわくがある場所(事故や事件のあった場所や牢獄のあった場所など)は、そうした出来事が同じ場所でループする傾向にあるので、
避けられるなら避けた方が無難なように思います。
そういう場所は行けばだいたい分かりますが、住所だけでは分からないこともあります。
その意味では、リアルにその場に立った感覚を大事にした方が良いかもしれません。
ちなみに、
以前買いに行ったマンションで、
住所も物件も価格も良いと思ったところに実際に足を運んだ際、
ちょっと違和感を感じたところ、
調べてみたらその昔、処刑場だったということがあります。
幸い、抽選落ちしたので買わなかったのですが、そういう自分の違和感というのは、侮れないな、と思います。
今住んでいるところの近隣でも、
私があまり近づかない駅というのがいくつかあって、
まわりには訝しがられますが、
行くと大抵ろくなことにならないので、
なるべく近づきません。
ちょっとセンシティブすぎるかな?
と思っていた時期もありますが、
今は自衛手段の一つ、と思っています。
最後に、
自宅を自分を応援してくれる場所にすることについて、先生に教わったことを紹介すると、
神棚をきちんとつくっておくと良いようです。
陣を張る
という言葉がありますが、
神棚をつくって神社で頂いてきたお札を祀り、日々の感謝を伝えていくことで、
自宅に自分の陣を張ることができます。
オーナー企業の会社とか、昔の家にはたいてい神棚がありますが、大事なことなんだろうと思います。