世の中を見回せば、
いたるところに黄金比やらフラクタルやらであふれているのですが、
それを眺めつつ、
算命学の半会や支合、対冲、刑、害、破といった位相法の組み合わせの考え方と似ているな、
と思いました。
黄金比、フラクタルというと、
いかにも図形的、あるいは造形的なものと捉えられそうですが、
よくよく丁寧に見つめれば、
人間関係や仕事のパターン、あるいは日々の生活における現象の中にも、
黄金比、フラクタルというのを見て取ることが出来るもので、
だとすれば、
黄金比による絵画や建物、デザインや、
自然界に見えるフラクタルが、
永遠の持続性を持つのと同様に、
自分の生き方や人間関係の作り方、仕事の手順や日々の現象も、
そこにある種のパターンが確立されたならそれは、
永遠の持続性を持つのではないか。
なお、ここでいう「ある種のパターン」とは、例えば算命学の半会や支合、対冲、刑、害、破といった位相法がそれでうすが、
確かに、自分の持つ位相法=パターンは、常に永遠に自分と不即不離の関係にあります。
前々からそうだろうと思っていたのですが、
その位相法の型が黄金比であり、フラクタルなのだという揺るぎない確信を得れば、
物事の選択や決定、判断が、
ずいぶん楽になるな、と思いました。
有意のもの以外は、ひとまず除外する、
というのが、多様性の世界において正しいかどうかは別にして、
少なくとも効率は良くなりそうな気がします。
もちろん、完全な除外など出来るはずもないので、
可能な限り、ということですが、
例えば、
誤解されているな、というときに、
有意の相手でなければ、急いでそれを正さねば!と頑張らず、
ひとまず放置しておく、というのもアリなわけです。
あるいは、
なんとなく相手が関係を詰めようとか、壊そうとか、
しているのを察したとしても、
有意の相手でないなら、敢えて自発的にそれを察して自分も動くということをしない、
…というのもアリになりますね。
陽占は気持ち、陰占はカタチなのですが、
陰占的に考えれば、
起こるべきことなら起こる、
つまりどうしても必要なら相手が動く、環境が勝手に動くものなので、
それに任せる、流れに応じる、というのは効率的でもあり省エネでもあります。
只今現在、古代数学の本を読んでいるのですが、
悠久の時間を超えて目の前に広がる図形の秩序と神秘に圧倒されつつ、
そんなことを考えました。
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