生月中殺というのは、
「現在に立脚できない」という人生となることを意味するのですが、
逆に言えば、
「現在に立脚しない生き方」を志向すれば、
大いに安定する、条件がそろえば大いに飛躍も出来る、ということでもあります。
この「現在に立脚しない」とはどういうことかといえば、
平たく言えば、
〇現状に安住しない=現状に安住できないと覚悟して生きる
〇自分が所属している場所(職場やグループなど)に頼らない=そこに頼ることができないと覚悟して生きる
〇所属場所・グループをつくるなら「安住」などできないような不安定感のある壮大な規模のものをつくり所属する
…みたいな感じです。
たとえば、
生月中殺があって、
サラリーマンだったり、結婚していたりすると、
普通命式の人にはないようなフラストレーションがあるものですが、
=不安定感に苛まされるものですが、
実はそういう人たちが、
敢えてその立場を不安定にするような行動に向かうと、
驚くくらい「安定」することができます。
不安定に向かうことの安定
…とは、何とも矛盾に満ちた言い回しですが、
命式に応じた生き方の先に安定する、発展する、
…ということを目指す場合には、この「矛盾に満ちた言い回し」に慣れる必要があるように思います。
というのも、
生月中殺がある人が、自分の立地を叩き壊して安定するのと同様に、
対冲がある人は、破壊の先に安定と発展があり、
害がある人は、思い通りにならない先に、安定と発展がある、
…といった具合で、
一般的にネガティブな印象を与えるこうした中殺や散法の要素を命式に持つ場合、
あるいはそのネガティブな印象を与える中殺や散法の要素が後天運にめぐる場合、
そのネガティブな要素を顕現させることによってこそ、
安定し発展するものであるからです。
なお、昨日、多少過激なことを書いて、何名かの方から「あれはなんだ!」的なメールをいただいたのですが、
あの手のことを書けば、私自身の立地は揺らぎ、場合によっては壊れるわけで、
月支が中殺され、さらに対冲にもあっている私的には、
定期的にそうした立地を揺らがせる、あるいは壊す行動を取り入れることが、
自分の人生を安定させ、その先に発展させるには不可欠の「ルーティン」であったりします。
この感覚は、その要素を持ち、
さらにその要素を定期的に顕現させている人にしか分からない感じもあり、
なので、そういう要素を持っている方は、
ひとまず致命的にならない程度でその「揺らがせる」「破壊する」といったことを、
試してみると良いのではないかと思います。
…責任は持てないので、試される方は自己責任でお願いします。
自分で自分の立地を壊す、揺らがせる、というのは、
胆力を要します。
とりわけ、プライドが高いような人にはけっこうハードルが高いと思いますが、
ちょっと振り返ってみて、元々そういう要素を持っている人であれば、
自分で壊し揺らがせなくても、壊れ揺らいできているはずなので、
その自己観察ができれば、試してみるのも難しくはないだろうと思います。
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