昨日の続きです。
同じく、ピカソの言葉に、
具象美術も非具象美術もない。
すべてが形象としてあらわれる。
一人の人物、一つの物、一つの円もみな形象だ。
それらあ程度の差はあれ、強くわれわれに働きかける。
…という言葉があるのですが、
その言葉を眺めつつ、
ここでも昨日と同じように、
陰占というカタチが有形の現実を造る
陰占という環境が人間を造る
…というその仕組みと同じエネルギーの流れを、
ピカソは見ていたのではないか、
…と、感じました。
アインシュタインなども似たようなことを言っていたと思いますが、
彼の場合は物理学者だったので然もありなん、というところ。
けれど、芸術家であるピカソの言葉にも同じようなものが感じられるというところに、
改めて面白さを感じました。
世の中への影響力を持つ人というのは、
その影響力に相応するだけの「世の中の仕組みを看破する力」を持っているものですが、
ピカソという人も、そういう「影響力に比例して世の中の仕組みを見抜いていた人」なのだろうと思います。
これは例えば、中村天風先生が、その影響力を得るに従い世の中の法則を見出していったのとも同根のお話です。
こうして書くと、
「世の中の法則を見出す」ことが先で、その先に影響力を得たのではないか?
…と、思う人がいると思うのですが、私はそうは思いません。
影響力を得始めた人が、その影響力を得るという体験を通して、
世の中の法則を身をもって知っていく、というほうが理にかなっていると思いますし、
そもそも「世の中の法則」というのは、
机上でいくら学び知ったところでそれを使うことができないもので、
そのことは、
「引き寄せの法則」がベストセラーになってもいっこうに「引き寄せ力」を持てずにいる人が山ほどいることをみれば、
お分かりと思います。
やはり、
影響力が先にあって、その先に「法則を知る」、
この順番であろうと考えます。
これを算命学という観点でいえば、
多少の宿命消化を実現できない限りは、算命学の本質を知ることはできない、
…ということでもあるように思いますがどうでしょう。
世で活躍する人=社会参加を実現できている人
…というのは、基本的に何らかの社会・世間に向けての影響力を持っているもので、
これはつまり、多かれ少なかれ「世の中の法則」を知っている、ということでもあり、
これを三段論法をもって言い換えれば、
宿命消化を実現している人は、世の中の法則を知っている、
…といえますよね。
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