壮年期身弱の中落ち運

kinugyokutoan

3年前

テレ朝の富川悠太アナが退職されてトヨタ入りする？…みたいなニュースがありました。

桝太一アナもそうですが、
だいたい「活躍している」と思われていた人が、
突然、退職する場合、
いかに前向きな理由が語られようとも、
基本的に「不満がある」から辞めるわけで、

それがオモテに出るとも限らないのですが、
富川アナの場合には、
まぁ不満があって当然だよね…の先の退職です。

それにしても、
桝太一アナは壮年期天報星、富川悠太アナは壮年期天胡星で、
いわゆる「中落ち運」の定石通りの動きをしておられます。

桝太一アナよりも、
富川悠太アナのほうが、
なんとなくネガティブな印象を受けるのは、

桝太一アナが東方大半会という躍進のタイミングでの公表であった一方、
富川悠太アナは中央天剋地冲という立場が瓦解するタイミングであるためかな？と思います。

位相法は「現実の動き」ですが、
基本的に陰占は「他人から見える姿」なので、
大半会は他人からは躍進に見える一方、天剋地冲は気の毒に見えたりしますね。

とはいえ、
それはあくまで「他人からそう見える」だけのことであって、
案外と、富川悠太アナなどは「縁が切れてよかった！」などと思っているかもしれません。

大きな会社、それも年収2000万円ともいわれる安定高収入を手放すには、
中央天剋地冲くらいのインパクトが必要で、
そのカタチが実現することで、
案外と、本人としては「宿命と環境の一致」の先に満足感すら感じているのではないか？
…とも思いますがいかがでしょうか。

ちなみに、
壮年期身弱の中落ち運というのは、
別に「苦労しなさい」という意味があるわけではなく、
当然に中落ち運だからといって「不幸」であるとか「可愛そう」であるわけでもありません。

これは、
通常、人間は子供の頃から、
目に見える有形の世界、
他人と対峙する、利害損得を争うような世界にあって、
ガチンコでそういう世界を邁進し続けるよう育てられるのですが、

壮年期身弱の人は、
「そういうアプローチは向かない」人たちなので、
それを知らせるために人生が大きく揺らぐ、
…それが「中落ち運」の理論的背景です。

よって、子供の頃から無形の世界に育ち、
他人と対峙したり、利害損得を争わないような世界にいる場合などで、
そういうアプローチを取らない生き方をしている場合には中落ち的なことは起こらないものと思います。

なんていうか、
存在の強さ、
現実において押し切る強さみたいなものがないのが身弱星なので、
ゴリゴリ金儲けをする適性はないんですね。

お金儲けをするなら、
「相手が喜んでお金を払いたくなる」とか、
「相手が勝手にお金を払ってくれる」とか、
そもそも自分の活動とお金がダイレクトに紐づかないとか、
…そういう仕組みでやるのが良いです。

その意味で、
学界に転身する桝太一アナは、
促されることに素直に従った先に健やかな日々が期待される一方で、

同じく実業界で、かつ被雇用者としての転身となる富川悠太アナは、
本質的な自分の欲求に気づいていない可能性が高く、
まだまだ悩み多い日々が続くのではないかな、と思います。

これも大半会での転身か、天剋地冲での転身かの違いといえますね。

壮年期身弱の方の中落ち運、
つまり混乱の日々は、
基本的に「自分の本来の道」に気づくまで続きます。

壮年期に新卒来勤めた会社を退職し、
以後、安住の地を得られず、不満の多い日々を送っておられる方は、
一度、「自分が向かうべき道」をしっかりと問い直してみると良いだろうと思います。

とはいえ、
「有願」、つまり、
自分本来の希望や願いというより、「満たされなかったことの反動」としての願望、
多くは、お金や地位名誉であることが多いですが、

それを得られるまでは、
その「自分が向かうべき道」に気付けない、
ということもあり、
そういう状況に陥ると、多少難しいことは否めず、工夫が必要と思います。

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