金烏玉兎庵

運気の借金の話

Photo by 五玄土 ORIENTO on Unsplash

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※ちょっと怖い話なので閲覧ご注意くださいませ。

世の中、なぜか負け筋の人とばかりつるむ人というのがいます。

なんていうか、
メンバーを見ただけでダメそうな感じがする、というか、
近くで会話を聞いていると負のオーラしか感じない、というか。

こういうことについて、
以前は、一定程度は偶発的要素も絡んでいるのだろうと思っていたのですが、

こうしたことは全て必然の出来事であり、
その理由を探せば確実にそれを見つけられるものだな、
…と思うに至りました。

これを逆からいえば、

負け筋の人とつるんでいる人、
というのは、
最早それだけで信用が損なわれる、

本人の才能を客観的に認められないとしても、
勝ち筋の人とつるんでいる人、
というのは、それだけで「価値ある人物」である可能性があるのだ、

…ということでもあります。

さて、ここまでの内容を見て、
ちょっと選民主義的なんじゃないの?

と、思われた方は続きを読んでいただきたいのですが、
実は、最近くっきりはっきり分かったのですが、

その「負け筋の人」やその取り巻き的につるんでいる人を見ていると、
みんな共通して「盛ってる」んですね。

斎藤佑樹選手の「持ってる」ではなく、
ないものや、ちょっとしかないものを、
あたかもあるかのように「盛ってる」、
あっちのほうです。

そういう「盛っている」人というのが、
いわゆる「負け筋」の人、そしてその「負け筋」の人とつるんでいる人であるのだ、
…ということに最近気づきました。

もっとも、
案外と本人にしてみれば「盛ってる」意識なく「盛ってる」こともあるので、
こうしたことを書いたところでそれと気づく人は少ないかもしれませんが。

「盛ってる」人がなぜ負け筋になるのかといえば、
多分、「本来得られる評価」や「得られる予定の対価」などを、

「盛る」ことによって、
先取りしてしまうからなんじゃないかな?
…と思うのですがどうでしょう。

つまり、
「盛る」ことによって、
運気の借金をしてしまい、
その先においてうまく行くはずのところで「借金返済」とばかりにうまくいかなくなってしまう、

そんなふうに、
「盛ってる」人は運気の自転車操業に陥ってしまって、
結果として「負け筋」になってしまうんじゃないかな?
…と、思ったのですがどうでしょう。

例えば、SNSなどで、
本来「3」くらいのことを「10」くらいに吹かして書く人がいますが、
そういう人は「7」の借金をしているために、
その後、実際に「10」得られるはずのところで、
「3」しか得られない人になってしまう…みたいな。

実際、華々しいことをせっせと書いている人ほど、
何年経っても同じようなところをうろうろしていて、
その先において段々とジリ貧になっていく、
…みたいなことは枚挙にいとまがありません。

一方で、司禄星がある人、
それも司禄星+身強の人などは、SNSであれこれ公開すること自体に嫌悪感を持つ方が多いですが、

そういう人というのは、
当然「盛る」ことがないので、
一見、亀の歩み🐢に見えて確実に、着実に人生を構築し、
何年かぶりに会うと、驚くほどの高みにおられる、
…みたいなことがけっこうあります。

あるいは、20%くらい控えめにいうタイプの人も、数年会わないでいると驚く進歩・進化を遂げられていたりもしますね。

まぁ別に、どちらが良いとか正しいとかというお話ではないのですが、

「盛ってる」人は、
「ネズミが回し車をひた走るような人生」
…を歩んでいるという自覚が必要なのではないかな?
…と、ハタと気づいたので書いておくことにした次第です。
余計なお世話かもですが。

ちなみに、「盛る」というのも、
本来の姿から乖離するという意味でいえば、
「宿命から逸れる」のと似たことになる感じがあります。

宿命をそれている人というのは、
エネルギーが適切に巡らないからか、
年齢を重ねるにつれて「枯れていく」みたい見えるものですが、

「盛る」というのも、
ユンケルで無理矢理肉体を働かせる的な作用があるのか、時間と共にだんだんと存在感がスカスカになっていくような、
そんな感じがあります。

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