人が何かを目指すそのときに、
一人で目指すか、
組織で目指すかによって、
アプローチは大きく異なります。
というか、
ほぼ、正反対です。
なので、
社会人になって大きな組織で働く場合、
これを知らずに働き始めると、痛い目にあいます。
(実際、痛い目にあいました 😵)
例えば何かを守るとき。
一人で守り抜くなら、意志を貫く強さや、自分の力の及ぶ範囲で、自分が理解し理解してもらえる範囲で仲間づくりが必要で、頑固に自分のポリシーに則って取り組む必要があります。
一方で、
組織で何かを守るなら、
協調性をもって広く集団を形成し、
組織を維持牽引するために柔軟性を持ってこれにあたり、
上下関係を作らずみんな取り組む必要があります。
あるいは何かを伝えるとき、
組織全体に対して何かを伝えるなら、
正確かつ論理的で、中庸のバランス感ある伝え方で、そこに明るさがなければ万人には伝わりません。
一方で、
個人に対して何かを伝えるなら、
情感に訴える感性や心に刺さる鋭い個性が必要で、激しさや情熱がそれに同調する個人に伝わっていきます。
人心を惹きつけるとき、
個人の心を惹きつけるには、愛情を傾け人に尽くし、その優しさをもってそれを実現し、
組織の心を惹きつける場合は、コツコツと着実で正確な積み重ねの先にある信頼をもってそれを実現します。
攻撃をする場合、
個人で攻撃する場合は自らが戦いに参じ、間髪入れないスピード感と圧倒的な活動量が重要で、
組織で攻撃する場合は、名誉と権威、大義名分と錦の御旗を掲げ、
実戦ではなく情報戦、戦略が重要となります。
学ぶとき、
個人で学ぶときは伝統に則り正統なものに忠実に学ぶことで正しく学ぶことができ、
組織で学ぶときは様々な知見を取り入れながら実験と検証を重ねて改良・改革していくことで学びが深まります。
お気づきと思いますが、
それぞれ十大主星の性質なので、
ご自身のお持ちの星についてはそれを意識すると良いと思いますし、
もしもっていなくても、
それぞれのシチュエーションに応じた対処の仕方として活用されると良いと思います。
星を持っていなくても、
星の質は森羅万象の自然の作用のパターンを示しているので、
活用することはできます。
※それぞれの説明に相応する星は上から順に以下のとおり。
貫索星
石門星
鳳閣星
調舒星
禄存星
司禄星
車騎星
牽牛星
玉堂星
龍高星
写真は、毛利池の紫陽花です。