ちょっと怖い話を書きます。閲覧につきご注意くださいませ。
「起こるべきことは必ず起きる。」
…といわれます。
何事も「すぐに」起こるとは限りませんが、
適切な道を歩んでいれば、その先において必ず適切な場所に行きつくように、
自分の行為の先には、それに見合ったことが起きる。
このことを逆からいえば、
「起こるべきことに逆らうことは必ず滅びる」
…ということでもあります。
算命学というのは、
「起こるべきこと」の法則を学ぶ学問で、
ひたすらに「起こるべきこと」を学ぶことで、
それに沿った生き方をすれば穏当に役割を果たし活躍することが出来、
それに逆らう生き方をすれば障害と挫折の多い道のりの先に不満の多い「凡庸な人生」に堕していく、
…という「自然の摂理」を捉え、生き方に活かしていきます。
ちょっと前まで、この「凡庸」というのを必ずしも悪いことではないように書いていたのですけれど、
最近気づいたんですが、
凡庸ということは、この世界に生まれた「役割」を果たしていないということであり、
いってみれば、
身強に生まれながら身強の役割を果たさずに生きている人とか、
中殺がありながら中殺を活かさずに生きている人とかはもちろん、
十大主星の星をくっきりと生きることが出来ていない人たちがそういう「凡庸」になるのであって、
だとすれば、それはとても「罪深い」、
「悪い」ことなのかもしれないな、と思いました。
例えば、日本国憲法には、「労働の義務」というのがありますが、
算命学でいうところの「役割」というのも、それに似たものであり、
本質において「役割」は果たして当然、果たさないのは「悪」なんじゃないかな?と思ったのですがどうでしょう。
もしかすると、日本国憲法のルールを守らない以上に、
この「役割」を果たさないほうが、より「悪い」かもしれません。
というのも、日本国憲法の労働の義務を果たさないからといって罰則はありませんが、
(様々に不利益を受けるとしても)
役割を果たさない=「宿命から逸れたら」淘汰されるわけで、
そっちのほうが、余程厳格であり、こわいですよね汗
だとしたら、やっぱり「役割」を果たさないのは「悪」なのだと思うのです。
誰にとって「悪」のかといえば、自分にとって「悪」です。
というのも、
多分、世の中の「メジャーリーグ」の舞台に立っているのはその「役割」を果たしている人たちであり、
そうでない「凡庸」な人というのは、マイナーリーグか、場合によっては単なる「観客」になっているケースというのもあるからです。
そして、ちょっと怖い話をすれば、
この「観客」というのはたぶん、肥料になる人たちなのだと思います。
言い換えれば、
世の中というのは、
有意のことに取り組んでいる「メジャーリーグ」に属する人たちと、
有意のことに付随することに取り組んでいる「マイナーリーグ」に属する人たちと、
まるで有意のことに取り組んでいない「観客」で構成されているのだろう、ということです。
なお、ここでいう「有意のこと」というのは「役割」のこと。
よって、
やっていることがいかに華々しくても、それが「役割」でなければマイナーリーグということもあり得るし、
やっていることをいかに評価され尊ばれていても、それが「役割」でなければ観客ということもあるのだというお話です。
たぶん、これは、
実際に、「役割」ではない華々しいことに取り組んだことがある人や、
「役割」ではないことでものすごく評価されたことがある人にしか、
その意味が分からないだろうと思いますが、
これはけっこう大事なことなので、書いておきます。
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